全日本プロレスは4日、都内で10日松本大会へ向けた記者会見を開催。同大会で行われる世界ジュニアヘビー級王座戦で激突する王者吉岡世起(37)と、挑戦者で地元松本出身の青柳亮生(あつき、25/ゼンニチJr.フェスティバル2025優勝者)の間で“山賊焼き”問題が勃発した。
会見では青柳亮が「世界ジュニア挑戦までたどり着けたので、ジュニフェス覇者として、松本市観光アンバサダーとして、松本でスーパーヒーローになりたいと思っています」と宣言。それに対し吉岡は「地元で泣かせてやりたい。ヒーローって大体、負けて負けて、そこからはい上がるのがヒーローだと思うんで。一回たたき落としたいなと。徹底的にたたきつぶしたいなと思っています」と力を込めた。
その後「松本の良さみたいなところがあれば教えてください」と聞かれた青柳亮は「松本に来たら、ぜひ『山賊焼き』を食べていただきたいです。でっかい唐揚げみたいな感じなんですけど」と名物を紹介。すると横から吉岡が「唐揚げなのに山賊“焼き”? 揚げてるんでしょ? 揚げてないの?」と突っ込み、変な空気に。
青柳亮が「揚げてます。山賊焼き…いや揚がってるんですよ」としどろもどろになっていると、吉岡が「何言ってんの? “焼き”でしょ?」と追い打ちをかけた。
青柳亮は山賊焼きの名前の由来について「山賊って何する人かわかります? (山の中で人々から)物を取り上げるんですよ。とりあげる(=鶏揚げる)で、山賊焼きになったっていう話があるんですね。松本の名物なので、よかったら食べてください」と説明した。
すると吉岡がまたしても「山賊“揚げ”じゃん。鶏揚げる(取り上げる)んでしょ?」と指摘すると、青柳亮は「それは松本市に問い合わせてください」と、強引に話題を打ち切った。
その後に行われた3冠ヘビー級王座戦の記者会見では、青柳亮の兄で挑戦者の青柳優馬が「取り上げるっていうところから山賊っていう名前がついたのであって、その後の“焼き”っていうことに関しては僕も知りません。でも火を通してるっていう意味では焼いていると言っても過言ではないので山賊焼きです。ソウルフードです」と強調。山賊“揚げ”じゃないのか? という指摘については「松本へ対する侮辱ととってよろしいでしょうか?」と憤り、「許せないですね。僕は3冠のベルトを取ったら、ダイエットして吉岡さんに挑みます」と、期せずして青柳兄弟対吉岡世起の遺恨戦が始まった。