【東京女子】プリンセスカップ準決勝で最短再挑戦狙う荒井優希とリベンジ期す遠藤有栖が親友対決

プリンセスカップ準決勝で対戦する荒井優希(左)と遠藤有栖

東京女子プロレス、夏のシングル・トーナメント「第12回東京プリンセスカップ」も17日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で準決勝を迎える。

抽選の結果、準決勝で荒井優希と遠藤有栖が対戦することが決定した。2人とも“98年度組”と呼ばれる東京女子プロレスの未来を担う世代であり、荒井にとって遠藤は東京女子参戦時に初めてできた親友とも言える存在だ。

シングル初対決は23年7月の「第10回東京プリンセスカップ準々決勝」。24年9月には当時、荒井が保持していたインターナショナル・プリンセス王座に遠藤が挑戦した。今年4月のラスベガス大会でもSKE48卒業後の荒井の相手を遠藤が務めた。これらすべての試合で荒井が勝利した。

それだけにとどまらず、6月には次期プリンセス・オブ・プリンセス王座の挑戦者を決めるイリミネーションマッチにエントリーし、その最終決着戦でも激突。ここでも荒井が勝って7・21大田区総合体育館で王者瑞希に挑戦した。遠藤にとっては同学年の親友でもある荒井だが、重要な局面で常に立ちはだかってきた高い壁でもあるのだ。

そして今年の東京プリンセスカップ。遠藤は1回戦でプリンセスタッグ王者のハイパーミサヲ、準々決勝で絶対的エースの山下実優を撃破し、初のベスト4進出を決めた。地元・会津若松市の観光大使を務める遠藤は、9月13日には鶴ヶ城体育館での地元凱旋(がいせん)大会を控えており、初優勝を果たしてトロフィーを持ち帰りたい。

相手が分の悪い荒井でも、これまでに築き上げた自信を持ってぶつかっていくだけだ。「私は負けっぱなしです。勝ったことないです。これはもう荒井優希に勝って、決勝に行って、トーナメント優勝する。私はここで荒井優希の勢いを止めます」と力強く言い切った。

一方の荒井にとっても今の遠藤の勢いは脅威だ。「今年の遠藤有栖、ホントに勢いも何もかもが最大のレベルに達してるんじゃないかなって見てて思う」。それでも勝たなければいけない理由がある。7・21大田区大会、初挑戦したプリプリのベルトには届かなかった。再び瑞希の前に最短でたどり着くためにはこのトーナメントを優勝するしかない。

デビュー翌年からトーナメントに参加して3年連続でベスト4入りを果たした荒井だが、いまだ決勝戦の舞台には立てていない。「今年は有栖ちゃんに勝って、さらに上に進みたい」。親友同士による夏の大阪決戦。荒井の意地か、遠藤のリベンジか?