【ONE】兄直樹、恋人鹿志村仁之介の助け得て1年2カ月ぶり平田樹のテーマは「自分に勝つ」

フェイスオフ時の平田樹(右)と対戦相手カトリ(C)ONE Championship

アジア最大の格闘技団体ONEチャンピオンシップは15日にタイ・ルンピニースタジアムで「ONEフライデーファイツ(FF)120」を開催する。同大会で行われる女子アトム級MMAでアーティ・カトリ(29=インド)と対戦する平田樹(25=フリー)が現在の心境を語った。

-今の心境は?

「めっちゃいい感じです。いい感じっていうか。楽しみです」

-1年2カ月ぶりです

「やばいです。緊張とワクワクと。久々なので、緊張もするけど、それも楽しみたいなとは思います」

-平田選手は試合前、どういう時に緊張が訪れて、どこで吹っ切れるんですか

「1番緊張するのはやっぱバンテージ巻いてる時かなって。あの時が1番なんか試合だなってすごい実感湧くというか。バックステージで『入場待ってて』と言われる時が1番やるかみたいに腹をくくっていますね」

-今回はフライデーファイツでの参戦です

「初めてなんですよね、フライデーファイツ。だから、どんな感じなのかなって。久々に夜の試合だし、ルンピニーも初めてなんで、どんな感じなんだろうって思います。すごい盛り上がるから、すごくいいよみたいなことも聞くので、それも楽しみです」

-1年2カ月の“休養期間”は、どんな日々を過ごしていましたか

「いくら格闘技に目を背けたくても、そうできない環境にはいたので。試合に負けて自分にショックを受けて、もう格闘技見たくないなってすごい思った時期もあったので、いろいろ遮断してましたけど。やっぱ周りが格闘技やってるから。嫌でも見なきゃいけない環境でもあったし、全く格闘技に触れないのはなく『本当にもう1回できんのか?』って自分に問い詰めた期間でした」

-お兄さん(平田直樹選手)や(交際中の)鹿志村仁之介選手に囲まれてます

「休養期間だったはずなのに、なぜかやりたいっていう気持ちにさせられたっていう感じもあります。兄貴が負けてる姿見たり、パートナーが負けてる姿見たりを見ると、自分まで悔しくなってきて、自分がやってやるっていう気持ちにもさせられた期間でもありましたね」

-そういう意味で、よく平田選手のインスタに登場する浜崎朱加選手の影響は強いですか

「浜崎さんは自分にとってとても影響力のある人です。本当にすごいと思う人で、一緒に頑張りたいって思う存在ですね」

-『彼女のようになりたい』という気持ちもありますか

「あります。彼女は海外でずっと試合していた選手だし、自分よりもずっと長く格闘技と向き合った選手でもあるので、メンタルの面でも相談できたり、練習中もいろいろ話したり、プライベートでも仲良くしてもらえたので。やっぱりいろいろ経験してる人は違うなってすごく思います」

-平田選手にとって新鮮な存在ですね

「はい、とても新鮮です。新鮮だし、高校生の時に見ていた選手だったので。RIZINやINVICTAで戦っていて。今思うとすごい人と一緒にいるなっていつも思っています。本人には言わないんですけど(笑い)」

-浜崎選手と練習するようになってどれぐらいになるのですか

「3、4カ月くらいですね。試合やその準備のスケジュールなどもよく相談乗ってもらったりしています。先輩としての目線でいろいろ教えてくれますし、本当に頼れる存在です」

-話は変わりますが、今回の期間で自分の成長に手応えを感じた部分は

「組みです。自分がやりたいことをやるために、練習中からも組みとグラップリングは伸ばしたいなってずっと思ってたので、そこだけは徹底してずっと練習しました。試合でそこが出せればなんですけど、そこはやりたいなって思います」

-お兄さんや鹿志村選手はそれがすごく得意な選手。技術的なアドバイスも彼らから学んでいるのですか

「そうですね。自分が分からないことは全部聞くっていうことにしてるので、ちょっとでも分からないことがあったら、家に持って帰って、仁之介に聞くとか、その場でお兄ちゃんに聞くとかして、次の道に活かすっていうのをずっとやりました。自分的には前よりグラップリングの動きはすごく良くなっている気はするので、それが試合で出せればいいなとは思います」

-今回の試合のセコンドはお兄さんと鹿志村選手ですか

「はい。二人がついてくれます」

-今回の試合のテーマはどうですか

「自分に勝つです。メンタルもそうだけど、やりたいことをやって勝つ。なんかそれだけです」

-対戦相手のアーティ・カトリ選手の印象は

「立ち技も組みも普通にできる選手だと思います。試合間隔は空いてますが、逆にそこを油断せず。さらに上の状態で来ると思って、自分が行かないといけないと思ってます」

-過去の試合映像やインスタの練習動画を見ると“けんか強さ”を感じる動きの印象でしたが、そういうタイプ選手は相性的にいかがですか

「そこに負けないように行くことが前提だと思ので、来てもらった方が逆に行けるかもしれないです。むしろ、そっちの方が盛り上がるんじゃないかなとは思ってます」

-11月の日本大会では、アトム級王者のザンボアンガに三浦彩佳選手が挑戦します。対戦経験のある三浦選手の挑戦に思うところはありますか

「見たいと思う試合ですね。ザンボアンガは本当に強い選手だと思っていたので、どういう展開になるのかすごい気になります」

-最後にファンへのメッセージを

「1年2カ月ぶりの復帰戦。ちょっと皆さんも緊張すると思うんですけど、しっかり勝って帰ってくるので応援よろしくお願いします。」