<プロボクシング:WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦> ◇15日(日本時間16日)◇米カリフォルニア州サンタ・イネス・チュマッシュ・カジノ・リゾート
WBO女子世界スーパーフライ級王者王者・昼田瑞希(29=三迫)が5度目の防衛に成功した。3戦連続の米防衛戦で同級8位ナオミ・カルデナス(26=メキシコ)の挑戦を受け、3-0(100-90×2、98-92)の判定勝利を収めた。前日計量で体重オーバー(約400グラム)し、昼田勝利の場合は防衛成功、負けた場合は空位となる変則の防衛戦として両陣営が合意し、開催された。
序盤からサウスポースタイルの昼田がペースを握り、足を使って距離を保ちながら効果的な左ストレート、右フックを打ち込んだ。前に出てくるカルデナスの動きを掌握しながら、パンチを的確にヒットさせて試合を優位に進めて快勝した。勝利後、ベルトが手に戻ってくる前から涙を流していた昼田は、リング事故のため、8日夜に28歳で死去した東洋太平洋スーパーフェザー級5位・神足茂利さん(M・T)を追悼。米ロサンゼルス合宿では同じジムでトレーニングを積んだ間柄で「1週間前、親友を失いました。彼は勇敢なボクサー。彼のことを覚えていてください」と英語で口にした。
試合後、所属ジムを通じ、昼田は「なんとか勝つことが出来きました! もっともっと強くなりたいです! 無事勝てて、無事リングを降りられてホッとしています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです!もっと強くなって帰ってきます。no pasa nada!(スパイン語で問題ないよ)」とコメントした。
今年5月、カーラ・アイレン・メリノ(アルゼンチン)との指名試合に判定勝利して以来、約3カ月ぶりのリングだった昼田はアマ戦績29勝(13KO・RSC)16敗の実績を持ち、21年10月に6回判定勝利でプロデビュー。22年12月、プロ4戦目でWBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得し、22年、23年、24年と3年連続で女子年間MVP&年間最高試合を獲得している。