アマチュアキックボクシング全国大会(18日、東京・後楽園ホール)の男子中学生クラス34キロ級に、新潟・燕中1年の永井直大(なお、12=KAGAYAKI)が出場する。この1年半で8個の全国クラスの大会を制してきた大器がビッグタイトル獲得に挑む。
「たくさん練習してきたので、それを試せる」。永井はリラックスして本番を迎える。アマチュアキックボクシング全国大会は今回が初開催。複数のキックボクシング団体の各年代アマチュア王者が集まって頂点を争う。永井は昨年1月の「WINDYスーパーファイト」を皮切りに、今年7月の同大会まで8つのタイトルを獲得した。「やってきたことを出して勝つだけ。楽しみ」と力強く言う。
所属するKAGAYAKIの伊達皇輝代表(49)は「スピードがあり、パンチもキックもいける」と能力の高さを評価。何より「とにかく一生懸命」と打ち込む姿勢を買う。ジム通いは週5、6日。学校がある日は部活の柔道の練習後に帰宅すると、父大介さん(40)を相手に練習し、その後ジムに向かう。「スタミナが課題」と、1日4キロのランニングも日課だ。
大のアニメ好き。夏休みに入り、友人と「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」を映画館に見に行った。好きな焼き肉は「いくらでも食べられる」と笑う。中学生らしさもリングに上がると一変。「得意のローキックとストレートで倒しに行く」。王座獲得に自信をのぞかせた。【斎藤慎一郎】
◆永井直大(ながい・なお)2012年(平24)11月18日生まれ、燕市出身。燕西小では水泳やダンスに取り組み、3年生からキックボクシングを始める。燕中では柔道部に所属。好きな格闘家は平本蓮。145センチ。