野上昂生、タイトル初挑戦も失敗 王者デビッド3度目防衛&WBOアジア・パシフィック王座獲得

8回TKO負けで日本、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王座獲得を逃した野上昂生

<プロボクシング:フェニックスバトル141大会>◇21日◇東京・後楽園ホール

日本ウエルター級11位の野上昂生(24=大橋)がプロ5戦目のタイトル初挑戦で2冠奪取を逃した。WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦も兼ね、日本同級王者セムジュ・デビッド(32=中日)に挑戦したが、8回2分58秒、TKO負けを喫した。サウスポースタイルから左ボディーストレート、左ストレート、左フックで攻め込み、王者のリズムを狂わせた。

4回には打ち合い、6回には右フックをヒットさせて積極的に攻め込んだものの、王者の執拗(しつよう)なボディー攻撃で徐々にスタミナが消耗。コーナーに追い詰められた連打で攻め込まれたところでレフェリーストップとなった。大橋ジム移籍2戦目で巡ってきた大きなチャンスだったが、東京オリンピック(五輪)ウガンダ代表のデビッドを攻略できなかった。

一方のデビッドは日本王座の3度目防衛とWBOアジア・パシフィック王座獲得に成功し「簡単ではなかったが、勝つことができた。いつでも戦える準備はしている」と強気の姿勢だった。