10月5日に神奈川・横須賀アリーナで開催されるムエタイイベント「Shimizu presents BOM OUROBOROS(ウロボロス)2025」の主要対戦カードが27日までに発表された。
3階級でWBCムエタイ世界戦が決定。まず、WBCムエタイ世界フライ級(-50.8キロ)王座戦で王者の竜哉・エイワスポーツジム(奥脇竜哉、25)が同級5位のウェウワーオ・ウォーワンプロム(タイ)を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。
日本人として8人目のラジャダムナンスタジアムのタイトルを獲得するなど、同門の吉成名高に負けじとムエタイで輝かしい実績を積んでいる竜哉は、昨年9月のWBCムエタイ世界フライ級王者決定戦でシヴァラット・ウォーリンティダを1回ボディーブローでKOしベルトを獲得。初参戦となった今月22日のONEフライデーファイツ(FF)ではヌラペット・キーラスポートに2回右ハイキックで鮮烈KO勝ちし、インパクトを残した。
今回の相手ウェウワーオは、23年7月のBOMで名高を挑戦者に迎えてラジャダムナンスタジアムタイトルの防衛戦を行った元フライ級王者。サウスポーのフィームー(テクニシャン)で素早く的確なテクニックと殺傷力の高いヒジを武器にしている。竜哉は難敵を撃破しタイトル防衛なるか。
そして、WBCムエタイ世界ミニフライ級(-47.62キロ)王座決定戦では、同級9位・藤原乃愛(20=尚武会フジワラムエタイジム)が同級6位のカイケム・シットパナンチューン(タイ)と対戦。藤原は日本とタイでキャリアを重ね、前戦となった6月の「Road to RWS」ではサリカトーンを相手にヒジによるカットでTKO勝利し、13連勝をマークした。今回の相手カイケムはタイのマッチメーカーいち推しのテクニシャンでタイ・イサーン地方45キロ級王者。藤原は地元横須賀で念願の世界タイトル獲得を狙う。
WBCムエタイ世界ミニマム級(-47.62キロ)王座決定戦では同級6位の安部焰(17=エイワスポーツジム)が同級8位イムサイアム・トーテープスクワン(タイ)と激突する。安部は現在7戦7勝(3KO)無敗のエイワスポーツジムの次世代トップファイター。まだ17歳ながらもハイレベルなムエタイテクニックでRWS関係者からの評価も高い。対するイムサイアムも17歳のテクニシャンで戦績は32戦21勝11敗となっている。
また、BOMでついにオープンフィンガーグローブのタイトルが制定された。BOMプロモーション・中川夏生会長は「昨年、今年とBOMを多く開催できなかったので、今大会よりOFGのベルトを新設し、国内でもよりOFGの試合を盛り上げていき、ONEムエタイで活躍する選手をBOMから輩出していきたい」とOFGベルト新設に至った経緯を説明。そして「ONEだけでなく、来年はさらに力を入れてBOMからRWS、7chなどムエタイの第一線で活躍できる道を作っていきます」と意気込んだ。
初のBOM・OFGタイトルマッチとしてフェザー級のベルトを懸けてWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者の朝陽・エイワスポーツジム(23、品川朝陽)VSディーマックス・JDムエタイジム(タイ)が決定。朝陽は6月のONE FFでペットプーパーから2度のダウンを奪って勝利している。今回対戦する16歳のディーマックスは力強いミドルキックを得意とするサウスポーの若き精鋭で戦績は70戦50勝20敗。高いKO率を誇る朝陽がKOでベルト奪取なるか。
なお、今大会は横須賀市が後援、横須賀市内の小中学生を400名無料招待することも決定した。
<決定対戦カード>
▼WBCムエタイ世界フライ級(-50.8キロ)王座戦3分5回
竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/王者) VS ウェウワーオ・ウォーワンプロム(タイ/同級5位、元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者/挑戦者)
▼WBCムエタイ世界ミニフライ級(-47.62キロ)王座決定戦2分5回
カイケム・シットパナンチューン(タイ/同級6位、タイ・イサーン地方45キロ級王者) VS 藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム/同級9位)
▼WBCムエタイ世界ミニマム級(-47.62キロ)王座決定戦3分5回
安部焰(エイワスポーツジム/同級6位) VS イムサイアム・トーテープスクワン(タイ/同級8位)
▼BOM・OFGフェザー級(-57.15キロ)王座戦3分3回
朝陽・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者) VS ディーマックス・JDムエタイジム(タイ)