14日井上尚弥戦のアフマダリエフ「彼は逃げていた。それは事実」「総合的に優れている」一問一答

公開練習を前に取材に応じるムロジョン・アフマダリエフ(撮影・千葉一成)

プロボクシングWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が1日、横浜市内のジムで練習を公開した。

14日に名古屋のIGアリーナで4団体統一同級王者井上尚弥(32=大橋)と対戦する。公開されたトレーニングで、シャドーボクシングに加え、ジョエル・ディアス・トレーナーの持つミットに力強い右フックを打ち込んでみせた。主な一問一答は次の通り。

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-井上戦の戦略は

アフマダリエフ プランはある。チームの方で何をやるべきか、何をやらないべきか、実はある。しかし、これは言わないでおく。実際に当日、目で見てもらいたいと思う。

-井上は直近4試合で2度ダウンしている。カルデナス戦では打ち終わりのパンチをもらってダウンした

アフマダリエフ それは弱点ととらえて良い。何らかの攻略はできるが、試合の時、リングでこちら側がどう振る舞わなくてはいけないのか。それを重点的にやっている。

-井上よりも上回っている点は

アフマダリエフ ボクシングにはパンチ力、テクニック、持久力、考える力などが要素となるが、私はそれを総合的に持っていると思っている。全部パッケージとして持っているところが優れている。

-過去に海外メディアなどを通じ「井上は私から逃げている」と話していた

アフマダリエフ 彼は逃げていた、避けていた。それは事実である。彼本人なのか、彼の陣営の考え方なのかは分からないが、2年間、延び延びになっていた。私との対決を避けていたと思う。今は、ようやく対戦が実現できて、うれしいと思っている。

-軍隊に入っていると聞くが役割は

アフマダリエフ 軍人といっても所属のみ。実際に実戦に向けて何かをするわけではない、スポーツをすることで軍に貢献する形。私のやる仕事は合宿して試合に出ていくこと。家族とか軍とか国とかを背負うもの全部が私の支えになっている。

-カルデナス戦の井上の印象はどうだったのか

アフマダリエフ とても良い試合だった。カルデナスが良いパンチを出していたが、試合を止められてしまった。あれがなかったらどうなったのか。いずれにしてもお互いにベストを尽くした良い試合だったと思う。

-23年4月のマーロン・タパレス(フィリピン)戦で負けた時、けがをしていてコンディション良くないと聞いた

アフマダリエフ けがはあった。前の試合の左手首骨折の影響が残っていた。今の回復具合は順調で今は全く問題ない。タパレス戦は骨折が治りきれていなかった。2回に不利になったが、善戦はしたと思っている。(おわり)