王座陥落の武居由樹「まだ受けられていない」八重樫トレーナー「自分の責任でもある」/一問一答

防衛に失敗し悔し涙を流す武居(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:WBO世界バンタム級王座12回戦>◇14日◇IGアリーナ

WBO世界バンタム級王者の武居由樹(29=大橋)が同級1位のクリスチャン・メディナ(25=メキシコ)に4回1分21秒でTKO負けし、3度目の防衛に失敗。王座から陥落した。武居の一問一答は次の通り。

   ◇   ◇   ◇

-試合を終えて

武居 本当に、ただ悔しいという気持ちと、まだあまり現実を受け入れられないというか、そんな感じです。

-試合全体を振り返って

武居 1ラウンド目のダウンは、正直あまり覚えていなくて、そこからだんだん回復していったのを覚えていて、最後、止められてしまったんですけど、自分の中ではまだ正直できたというところがあるんですけれども、止められてしまうような流れにしてしまった自分が悪いので、本当に言い訳もないですし、単純にメディナ選手が本当に強かったなという。パワーもあったし、対策されていたし、技術の差も感じました。本当に悔しいですね。

-どんな作戦だった?

武居 単純に自分の距離で戦う、ジャブから入っていく、止まらないとかいろいろあったんですけど、メディナ選手の方が強かった、単純に。

-もし止められていなかったら、こうしたかったということは?

武居 3ラウンド目に左ボディーを効かせられたという感覚があったので、どこかで逆転するチャンスはあったかもしれないですけど、でも本当に、しょうがないというか…。

-今後についてはどのように考えられていますか?

武居 正直、自分の中でこの状態がまだ受け入れられていないので、ちょっとゆっくりしてから、ちゃんと答えを出します。

-最初のダウンについて。右フックは警戒していたパンチだった?

武居 右のオーバーは気をつけようと思ってたんですけど、どういうふうにもらったかは、まだ自分でもちょっと把握できていないので…。警戒はしていました。

-実際、試合が始まってから感じた相手の強さは?相手の対策を感じたところは?

武居 始まって、相手のパンチの強さをすごく感じたのと、体の頑丈さもそうでした。対策されていたという部分でいうと、自分の今の記憶の中では、全部自分のパンチが読まれていたな、それに合わされたりしたんじゃないのかなという感じです。やっぱり止まる癖とかがあるので、そこをまとめられてしまったなと思う。まだまだです。

-号泣とも言える状態だった。頭に浮かんでいたことは?

武居 ちょっと正直分からないんですけど、でも本当にただ悔しくて。本当に応援してくれる皆さんの前で、あんなにあんな姿を出してしまって、本当に申し訳ないです。すいません。

-2回からの修正に向けて、どういう指示を?

八重樫トレーナー 1ラウンド帰ってきて、多少ダメージがあったので、しっかり距離を取ること、止まらないことというのが第一前提でした。そこからまだ早いラウンドだったので、立て直せるようなプランというか、自分の中では少しずつポイントを積み上げていって、もう一回ボクシングを立て直そうというような感じの指示を出したような気がします。

-試合を終えて、今回感じた課題は?

八重樫トレーナー もちろん世界チャンピオンなので、世界中のボクサーから注目されて、対策されて当たり前のことだと思うんですけれども、そういった上で、武居由樹のボクシングというものを研究されていたので、さらに裏をかくような動きだったりとか、また新しい武器だとか、そういうものをこれからまた身につけていかなければいけない。自分の責任でもあるので、これから修正して、また精進したいと思います。

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