【ボクシング】世界王者とスパーの鈴木丈太朗「候補で終わらないよう」新人王準決勝へ計量クリア

東日本新人王フライ級準決勝へ計量パスした鈴木丈太朗

プロボクシング東日本新人王準決勝は18日、東京・後楽園ホールで開催される。昨年に続き、2度目の新人王挑戦となるホープ鈴木丈太朗(23=帝拳)は柳田優希(24=湘南龍拳)とのフライ級準決勝(4回戦)を控える。17日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。リミット(50・8キロ)でパスした柳田に対し、100グラム少ない50・7キロでクリア。鈴木は「(田中繊大)トレーナー、スパーリング相手、先輩の方々に支えてもらっている。1戦1戦、その時のベストに仕上げてきた。これ以上ない最高の状態」と最終調整に手応えをみせた。

今回のスパーリング相手は、14日にWBA世界ミニマム級正規王座を獲得した松本流星(27=帝拳)に務めてもらった。今年5月の同新人王初戦の際は、7月にWBA世界ライトフライ級王者となった高見亨介(23)とスパーリングしていたという。世界王者2人との実戦練習で今年は新人王に備えてきた鈴木は「流星選手は(今回の相手より)3倍スピードが速いと思うし、すごく良い練習になった。僕も新人王にならないといけない」と気合を入れ直した。

初挑戦だった昨年の東日本新人王は佐野篤希(伴流)との2回戦4回KO負けを喫した。その後、佐野は日本ユース同級王座を獲得し、日本ランキングでも同級9位と差をつけられた。鈴木は「佐野選手との試合は自分の悪い癖が出て負けた試合。1つ1つ勝っていけば、いずれ対戦できてリベンジできると思う」と強調。昨年からフライ級新人王の有力候補と言われてきただけに「一応、候補で終わってしまった。今年も新人王候補で終わらないように実力を示したい」と気合十分だった。

◆鈴木丈太朗(すずき・じょうたろう)2001年(平13)10月24日、愛媛・新居浜市生まれ。幼稚園から小学6年まで空手を経験。中学3年からボクシングを始め、強豪となる大阪・興国高に進学。駒大を経て、帝拳ジムに入門。アマ戦績は17勝(3RSC)11敗。家族は両親と妹3人。身長167センチの右ボクサーファイター。