【ムエタイ】札幌から世界へ!WBC王座戴冠の撫子が札幌市長表敬訪問「次はOFGムエタイで」

札幌市の秋元市長と並んで笑顔の撫子(写真提供・布施鋼治氏)

地元札幌にある「Grabs Kickboxing Studio(グラブス・キックボクシングスタジオ)」で腕を磨きながら、WBCムエタイ世界女子ミニマム級王者にまで上り詰めた女子キックボクシング(ヒジあり)ミネルヴァ2階級制覇王者の撫子(25)が25日、札幌市の秋元克広市長を表敬訪問した。

撫子は8月9日にオーストラリア・ブリスベンで開催された「MTL(ムエタイリーグ)15」に参戦。地元出身で、「ルシール」の名前でK-1にも参戦経験のある王者ルシール・デッドマンに挑み、4回TKO勝ち。アウェーの地で、日本人女子として史上2人目となるWBCムエタイのベルトを巻く快挙を成し遂げた。

撫子は市長を前にしたあいさつで「先月オーストラリアのブリスベンで、ルシール・デッドマン選手と戦い、3ラウンド目の後半で肘を当て、相手選手がきっと鼻が折れてしまい、それで4ラウンド目の前半にドクターストップという形で世界タイトルを取ることができました」と激闘の様子を説明。

さらに、世界タイトル奪取という目標を達成したうれしさとともに、今後について「オープンフィンガーグローブ(OFG)をつけて肘あり膝ありのムエタイルールで戦いたいと思っています。(ケガの)リスクもあるんですけど自分が一番、今やりたいのは小さいグローブをつけて打ち合って戦うということなので。次はオープンフィンガーのムエタイルールの方で強くなっていきたいなって思います」と話し、OFGムエタイに挑戦すると表明した。

撫子はこの日、ジムのTOMONORI代表を相手にミット打ちも披露。秋元市長は「すごい迫力。スピードが生半可でなくて、あれをまともに食らったら素人はもたないですね。そんなに大きな体じゃないじゃないですか、小柄というか。その中のパワーってすごいな。ましてや世界一のチャンピオンと戦って」と感心した様子だった。

兄の影響で10代後半まで空手に打ち込み、その後、テレビで見たキックボクシングの試合に感動して自宅の近所にあった今の所属ジムに入門した。北海道に同じ階級のトッププロがいない状況だが「練習相手は会長がやってくれるんで。スパーリングの相手も全部してもらって(笑い)。本当にありがたいです」。今後もTOMONORI代表と二人三脚でさらなる高みを目指していく。