【ボクシング】優勝賞金1000万円のヘビー級トーナメント決勝は大沼ケンVSヌールタイに決定

アジア・ヘビー級チャレンジカップ決勝進出を果たした帝京高サッカー部出身の大沼ケン

<プロボクシング:フェニックスバトル143大会>◇27日◇東京・後楽園ホール

優勝賞金1000万円となるアジア・ヘビー級チャレンジカップの決勝進出者が出そろった。準決勝で帝京高サッカー部出身の大沼ケン(20=角海老宝石)が、アマチュア出身の中野ムーサ(20=DANGAN)を2回2分18秒、KO撃破。足を使って手数多く攻め込むと、同回にコーナーに追い詰め、右ストレート一撃でダウンを奪ってキャンバスに沈めてみせた。

小学1年からサッカーを開始し、身長193センチの大型FWとして活動したが、帝京高では2度、右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂してリハビリ生活が中心だった。サッカーを引退して工学院大に進学後、友人に誘われてボクシングを開始。競技歴は2年弱と短いが「団体競技と違って個人競技で緊張感が違う。1発で終わるのでそこの気合の入れ方も違う。今はボクシングがあって最高」と優勝を目指している。

一方、反対ブロックの準決勝ではマハンハイリー・ヌールタイ(24=中国)が松田尚之(29=ARITOMI)に3-0(39-37×3)の判定勝利を挙げて決勝進出を決めた。元WBC、IBF世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)の元ジムメートとなる松田はトーナメント準決勝で力尽きてしまった。

なお決勝は年末開催のフェニックスバトル興行で組まれる見通し。