THE RAMPAGE武知海青がKO-D6人タッグ王座初防衛 父の前で鈴木みのる組に勝利

試合後に会見するKO-D6人タッグ選手権の初防衛に成功した王者組。左からTo-y、上野勇希、武知海青

<DDTプロレス:後楽園大会「WRESTLing HARVEST~茜色に染まる空~」>19日◇東京・後楽園ホール

メインエベントのKO-D6人タッグ選手権に、先月28日に王座に就いた、王者組のTHE RAMPAGE武知海青(27)上野勇希(30)To-y(25)組が登場。挑戦者組の鈴木みのる(57)HARASHIMA(51)高鹿佑也(27)と戦った。28分51秒に上野が高鹿を体固めで破り、王者組が初防衛に成功した。

THE RAMPAGEのパフォーマーの武知は、昨年2月にプロレスデビューした“二刀流”。今年6月にDDTに入団した。先月28日に戴冠したが、1988年(昭63)のデビューの“世界のプロレス王”鈴木からすれば、グリーンボーイにすぎない。武知がリングインすると、鈴木はすかしてタッチ。武知がエプロンの鈴木に殴りかかってもかわされた。

それでも武知は打点の高い華麗なドロップキックを決めて、鈴木と真っ向勝負でエルボー合戦。鈴木から「こうやるんだよ」と強烈なエルボーを食らうと、ブレーンバスターで切り返す意地を見せた。ARASHIMAにポスト上からストマックにストンピングを見舞った。HARASHIMAにフェースロックにとらえられ苦悶(くもん)の表情を浮かべると、会場の女性ファンから悲鳴が上がった。

最後は上野が高鹿を仕留めて初防衛に成功。武知は「初めての防衛戦は人生に1度だけ。恐怖も痛みもすごかったけど、上野さんとTo-yの連携のおかげで勝つことができました。まだまだ、楽しさも苦しさもあると思うけど戦っていきたい」と笑顔。試合後に「プロレスをなめるな。次はぶっ殺す」と宣言された鈴木との戦いを「正直、鳥肌が立った。これが、ずっとプロレス人生を送ってきた男の技なんだなと思った」と振り返った。

この日はTHE RAMPAGEのメンバー、父親も会場に応援に駆けつけた。武知は「メンバーは『刺激を受けた』と言ってました。父はずっと鈴木さんの事を話してきてくれたので、どっちを応援したんでしょうね」と笑った。試合の2日前にはTHE RAMPAGEの兵庫公演があり、そして2日後には新潟公演が控えている。「活動に支障があるとは言わないと決めています」と表情を引き締めた。

来月3日の両国国技館大会では竹下幸之介(30)とタッグを組んで、昨年2月のデビュー戦で戦った正田壮史(24)、そして樋口和貞(36)と戦う。「正田とは、その後に1回も戦ってないので、前の自分を超えたか確かめたい。確信を持ってステップアップしたいので、正田には踏み台になってもらう」と話した。