立ち技総合格闘技のシュートボクシング(SB)は24日、都内で記者会見を開催し、40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・代々木第二体育館)の中で行われるS-cup(フェザー級=-57.5キロ)の参戦8選手を以下のように発表した。
〈S-cup参戦選手〉
●古木誠也(REX GYM/第3代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)
●安本晴翔(橋本道場/第6代RISEフェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者、WPMF世界フェザー級暫定王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者)
●山田彪太朗(シーザージム/第7代SB日本フェザー級王者)
●山田虎矢太(シーザージム/第15代SB日本スーパーバンタム級王者)
●川上叶(龍生塾/SB日本フェザー級1位、第6代SB日本フェザー級王者、初代SB日本バンタム級王者)
●サタントン・チョーハーパヤック(タイ/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)
●ジョシュエ・アブサロン(フランス/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級王者)
●メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン/元Eagles FCフライ級王者、RIZIN推薦)
トーナメントの組み合わせと、リザーブファイトについては後日発表となる。
この日の会見には古木、安本、山田ツインズ弟の虎矢太、川上の4人が出席。ツインズ兄の彪太朗と外国人3選手は欠席となった。学校給食をつくる職場で働いている彪太朗は「今日は給食がピッツァで忙しくて会見に出席できず申し訳ありません。優勝候補は僕しかいないと思っています。必ず世界一になります」とのメッセージを寄せた。
今トーナメントの見どころは山田ツインズの兄弟決勝なるか。虎矢太は「お互い世界一になるのは小さい頃からの夢でやってきたので、決勝で彪太朗と当たった時はシュートボクシングの魅力をお伝えできるような試合にしたいですし、兄弟対決、ましてや双子対決、絶対盛り上がるのは確実なんで。他の選手とじゃできない試合をお届けしたいなと思ってます」と兄弟決勝を心待ちにした。
全日本プロレスの角界出身双子レスラーの兄斉藤ジュンも「お兄ちゃんには絶対勝てない」とよく話しているが、虎矢太も最近、そういう経験をしたという。先日放送された『ビーストフォール』(日本テレビ)という筋肉を使ってバトルをする番組で彪太朗が優勝し、虎矢太は1回戦敗退となった。
虎矢太はその時を振り返り「もしかしたら兄の方が強いっていう文化というか、実際、何かあるのかもしれないですけど。シュートボクサーとして、格闘家としては絶対に負ける気はしないので。弟でも兄に勝てるっていうところを証明したいと思ってます」と、リング上では負けるつもりはないと強調した。
そんな山田ツインズの決勝対決を阻止しようと意気込んでいるのが、会見に出席した他の3選手。川上は「どこで当たるか分からないですけど(今年4月の王座戦で負けた)山田彪太朗には絶対リベンジしたいなと思ってます。僕がリベンジしてそこ(兄弟決勝)を阻止したいですね」ときっぱり。
安本も「僕も2人に決勝戦をやらせる気はないんで。しっかり阻止したいと思います」と話し、古木も「自分が勝って、決勝に自分が進みたいです」と力を込めた。
安本は所属の橋本道場の支部「WINGS KICKBOXING GYM」がSB協会に加盟しており「僕はRISEのチャンピオンですけど、僕のジムはシュート加盟ジムなので、シュートボクサーではないですけど、シュートのベルトを巻けます」と自信満々。古木も部活で柔道をやっていた経験があり、SBの投げ技にも対応できそうだ。ツインズの決勝対決か、はたまた他団体同士の決勝となってしまうのか。目の離せないトーナメントになりそうだ。