【スターダム】CMLLと業務提携、岡田社長「互いに刺激を受け、技術を高め合えることを期待」

業務提携したスターダム岡田社長(左)とCMLLルテロ社長

メキシコ現地時間22日に放送された「CMLLインフォルマ」の中で、CMLLとスターダムの業務提携が発表された。司会のフリオ・セサール氏、CMLLサルバドール・ルテロ社長とともに、スターダムの岡田太郎社長、長年、CMLL女子部と日本の女子プロレスをつないできたエージェントの泉井弘之介氏が登壇。まずはルテロ社長が「泉井氏は、我々のアマソナス(女子選手)を日本へ送り出す交流の立役者です。そして岡田氏の訪問は、スターダムとの提携が本格的に始まることの証です」と2人を紹介。

続いて岡田社長が「ここアレナメヒコに来られて、とてもうれしく思います。スターダムは年間130試合を開催し、約35名の女子選手が所属しています。今回の提携によって、メキシコと日本の女子選手たちが互いに刺激を受け、技術を高め合えることを期待しています」とCMLL、アレナメヒコへ敬意を表してコメントした。

現在CMLLにはスターダム所属の葉月、コグマが遠征中。すでに5戦を消化し、5連勝という輝かしい記録を打ち立て、その存在感はメキシコ国内において、絶大なものとなっている。ルテロ社長も「このような交流は、選手たちの国際的な経験を広げ、より質の高い試合を生み出すきっかけになります」という。

また、泉井氏はこれまで長年にわたり、CMLLと日本の女子プロレス団体や選手との橋渡しを行ってきた。改めて今回の提携に関して「日本には素晴らしい女子プロレスラーがたくさんいて、メキシコCMLLへ女子選手を送り出し、またCMLLから日本へルチャドーラを受け入れてきました。この提携により、スターダムの選手たちがメキシコのリングでさらに優れた技術を披露できるよう支援していきます。この交流が始まった頃から関わってきたことを誇りに思います」と話した。

これに対してルテロ社長、フリオ氏も「この提携は、単なる交流ではありません。スターダムとCMLLの選手たちが互いの技術やスタイルを学び合うことで、“ルチャの言語”そのものが豊かになるのです。新しい試合の組み合わせ、新しい挑戦が生まれ、両団体がより高いレベルを目指して努力する姿が見られるでしょう」(ルテロ社長)、「スターダムの選手たちは、女子月間や国際女性デーの大会だけでなく、CMLLの通常大会にも継続的に登場する予定です。これは、メキシコと日本の女子プロレスの融合が日常的に進んでいくことを意味します」(フリオ氏)とコメントした。

いよいよ10月24日、アレナメヒコで「Grand Prix de Amazonas 2025」(グランプリ)が開催される。同大会は世界選抜の女子選手が登場する年に一度のビッグイベント。今年はスターダムからは葉月、コグマの両名が日本代表として選ばれている。岡田社長も「彼女たちはメキシコのリングで評価を得ており、グランプリでは経験豊富な選手たちと競い合うことになります。スターダムとしても、この大会に大きな意義を感じています」と期待を込めた。

今回の葉月、コグマの活躍はスターダムという団体をメキシコ中にアピールすることに貢献した。今後、両団体の交流には、さらなる発展が期待されている。日墨でどんな風景が見られるのか。両国のファンから注目が集まっている。