<マリーゴールド:両国大会「グランド・デスティニー2025」>26日◇東京・両国国技館
セミファイナル(第8試合)で「マリーゴールド・ワールド王座戦(30分一本勝負)」が行われ、挑戦者の青野未来(35)が26分25秒、相手の技であるハイジャックボム(ハイジャックバックブリーカーの要領で相手を担ぎ上げ、旋回させてマットにたたきつける技)で王者林下詩美(27)を仕留め、赤いベルト初戴冠を果たした。詩美は5度目の防衛に失敗した。
死闘は終盤、青野がバズソーキック2連発から3発目を狙ったところを詩美にキャッチされ、そのままパワーボムでたたきつけられた。これで両者ダウン。膝立ち状態でエルボーを打ち合った後、青野は詩美に抱えられ、コーナーに頭から激突させられた。さらに旋回式BTボム、ラリアットと強烈な技を食らう。
しかし青野はカウンターのラリアット、そしてショートレンジのラリアットと連続で浴びせ、最後は詩美をコーナーに乗せてからハイジャックボムで3カウントを奪った。
新たに“団体の顔”とも言える赤いベルトを巻いた青野は「深紅のベルト、ワールド王者になりました。林下詩美の強さがすごくて、絶対ベルトを巻くって気持ちでリングに上がったんですけど、戦いながら、詩美のチャンピオンとしての強さとか、責任感とか感じて。私は詩美にそれを教えてもらいました。ベルトの重み、チャンピオンの重みをしっかりと感じて、もっともっとプレッシャーをガンガンに感じて、責任感を感じて、このマリーゴールド、青野未来が引っ張っていきたいと思います」と宣言。
一方、詩美は「私はこんなことじゃ折れない、エースなんで。折れないし、めげないし、立ち止まらない。今はマリーゴールドの先頭は青野未来に渡したけど、青野未来になら任せられるよ。あんな力強くて、輝いた人いないから。でもそう思うのは今日まで。悔しさを感じるのも今日まで。明日になったら、またその赤いベルトを私のもとに戻るように狙いに行くし、私は立ち止まらない」とリベンジを期していた。