11・24世界初挑戦の那須川天心、元世界王者と対戦の坪井智也に新スパーリング相手が合流

那須川天心(2025年9月25日)

プロボクシングWBC世界バンタム級1位那須川天心(27)、WBO世界同級14位坪井智也(29=ともに帝拳)が新たな練習パートナーを得た。

11月24日にトヨタアリーナ東京で、那須はWBC世界同級2位井上拓真(29=大橋)との同級王座決定戦、坪井は元WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(37=メキシコ)との同級10回戦を控え、WBA世界同級8位オラユウォン・アコスタ(25=プエルトリコ)がスパーリング相手として合流したと27日、所属ジムから発表された。

既にWBO世界同級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)ら5人の練習パートナーと実戦練習を継続している那須川は所属ジムを通じ「こうやってチスパ(メディナの愛称)とやったり、他のメキシカンと代わる代わるやったりする中、沢山のパートナーと手を合わせることが出来るっていうのは、すごく良いことだと思います。スパーリングってやってくるとどうしても慣れてきちゃうんです、それがなくなるというか新鮮味ですね。どんな敵にも対応できるようにっていうのを今回は特に出来ている感じがするんです。相手がどう来ようが、拓真選手が今までのスタイルのようにくるかもしんないし、ファイターでくるかもしんないし、アウトボクシシングでくるかもしんないし、どんな局面になっても良いように、いろいろな状況を常に準備しておくっていうことは次の試合に向けて申し分ないことと言えると思っています」と新パートナー合流を歓迎した。

世界初挑戦まで1カ月を切った現在のコンディションについても「多くの選手が“調子良い”って言うと思うんですけど、自分に発破を掛ける意味の“調子良い”じゃなくて、本当に調子良いってのは自分でも分かるし、周りからも、1人じゃなく皆から言われるので、自分の中でもみなぎる自信がありますね」と手応えを示した。

新たなパートナーを得た坪井も「やりづらいスタイルですね。これまで上の階級の選手と多く(スパーリングを)やってきたのですがアコスタ選手は同じ階級でもあるので、しっかり前の手でボクシングを組み立ててつくっていく良い練習が出来ました。相手が嫌がっているような場面では連打を出して、場面に応じて強打を混ぜていくことも出来たと思うし、自分の感覚としては良かったです」と強調した。

さらに「アコスタ選手は(16年リオデジャネイロ・オリンピック銅メダリスト、15年ドーハ&17年ハンブルク世界選手権2連覇の)ヨアニス・アルヒラゴス選手に勝ってるし、でも事前情報はほとんど入れずに今日来たんです。やっぱりこういう一番最初ってのが緊張感あって良いですね、どんな選手でもスパーリングを重ねてくると癖とか、動きとか読めてきちゃうんですけど、良いですね、こういうのは」と自信を示していた。