【ボクシング】平岡アンディ33年ぶり世界奪取で東京ドーム防衛戦「負けられない」大橋会長予告

公開練習でポーズを決める平岡(撮影・滝沢徹郎)

プロボクシングWBA世界スーパーライト級1位平岡アンディ(29=大橋)が来月の世界初挑戦に備えて順調な調整ぶりを披露した。

11月14日(日本時間15日)、米フロリダ州マイアミのカセヤセンターで同級王者ゲーリー・ラッセル(29=米国)に挑戦する平岡は28日、横浜市内の所属ジムで練習をシャドーボクシンブなどを公開。軽快な動きをみせ、世界初挑戦へ順調な調整ぶりをうかがわせた平岡は「世界戦が決まってからここまであっという間だった。ワクワクと楽しみな気持ち」と高揚感を口にした。

92年4月の平仲明信以来、約33年ぶり4人目の日本ジム所属の同級世界王者を狙う平岡は「既に仕上がっている。あとはコンディションを崩さないようにするだけ。自分がやってきたことを世界戦にむけてやれば勝てると思っている。」と気を引き締めた。試合10日までには渡米し、現地で最終調整する予定で「減量が残り5キロぐらいの感じで(米国に)行きたい」とプランを明かした。

所属ジムの大橋秀行会長(60)は「(王者ラッセルと)相性がいい。期待してもらっていい。この階級で勝てば一段と大きな試合になると思う。できたら来年、東京でビッグマッチがあるので、そこでできたらと思う」とのプランを明かした。26年5月に対戦を約束する4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)-前WBC、IBF世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)戦のアンダーカードに組む意向を示した。

大橋会長の発言を受け、平岡は「日本人としてやりたいですね、東京ドームで。ちょっと負けられないですよね」とメラメラと闘志を燃やした。ラッセル対策は着々と進めており「今は自信を持って勝てると言えるまでになっている」と強調。指導する父ジャスティス・コジョ・トレーナー(62)も「調整はバッチリ。世界戦が決まったあともエンジンが上がっている」と太鼓判を押していた。

平岡は10歳当時、TBS系列で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」に出演した平岡は「あがり症」を克服するために、明石家さんまに手紙を出したアンディ少年として有名。ボクシングの素質を発揮できず、優しい性格でジャスティス・コジョ・トレーナーに怒られる「気弱なボクシング少年」としてお茶の間の人気を集めていた。

なお同興行のメインではWBA世界ライト級正規王者ジャーポンテイ・デービス(米国)が人気ユーチューバーでプロボクサーのジェイク・ポール(米国)とエキシビションマッチで激突することが発表されている。