<AEW:ダイナマイト大会>29日(日本時間30日)◇米テキサス州エディンバーグ
前回コリジョン大会でドン・キャリスが予告した通り、リング上にイスとテーブルが並べられ、ユニット「ドン・キャリス・ファミリー」のメンバーが一堂に会する“サミット”が開催された。
ただ、オカダ・カズチカ(37)といがみあっている竹下幸之介(30)の姿が見えず。そのままサミットはスタートした。
ロッキー・ロメロが「ラ・ファミリア」というファミリー全員の姿を描いた絵画をキャリスにプレゼント。カイル・フレッチャーがスーツのポケットから取り出したファミリーの「誓約」を読み上げている途中で竹下が登場。竹下とオカダがにらみ合った。
一触即発の事態に、間に入ったキャリスは竹下に向かって「チームにI(個人)はいらない。だがファミリーにはI(私=キャリス)がいる。そして私が、今ここで何が起きるかを決めるんだ。タケ、お前と私がこのファミリーを築き上げたのは覚えている。お前は最初のメンバーだ。私たちはケニー・オメガのキャリアの灰の上にこのファミリーを築いた。だが何が起きるのかを決めるのは私。今、私が必要としているのはお前と我々のIWGP王座だ。だから、お前にはエゴを捨て、オカダと握手してもらいたい」と、握手をするように求めた。
会場のファンからは「ノー!」「タケ、言うことを聞くな!」などのヤジも飛んだが、キャリスは激高しながら「このバカどもの言うことなんて聞くな! このまぬけたちの言うことは聞かないで、握手すればいいんだ!」と竹下に握手を迫った。
そしてキャリスは再度、落ち着きを取り戻してから「タケシタさん、これは君のエゴの問題じゃない。このファミリーのレスラーとしての敬意の問題だ。だから私のために、お願いだからオカダの手を握ってくれ」と頼み込んだ。
キャリスの言葉を聞いた竹下は嫌々ながらもオカダに向けて手を差し出した。するとオカダも手を出したかと思いきや、そのまま竹下に向かってニヤニヤ笑いながら中指を立ててしまった。
ファミリーのメンバー全員が2人を引き離す状況に陥り、キャリスは慌てふためきながら「握手で解決しないのであれば、どうやれば一緒に仕事ができるか教える必要がある。土曜日のコリジョン大会でお前たち2人はタッグを組むんだ! そして私と世界に対し、家族らしく一緒に仕事ができることを示せ!」と要求した。
2人は18日放送のレッスルドリーム大会でAEW世界タッグ王者組ブロディード(バンディード&ブロディ・キング)に挑戦した際にもタッグを組んだが、オカダのレインメーカーが竹下に誤爆するなど、まったく連係が機能せずに敗れている。