プロボクシング日本スーパーウエルター級王座決定戦は11月1日、東京・後楽園ホールで開催される。帝拳ジム興行となるDYNAMIC GLOVE on U-NEXTのセミファイナルで同級1位玉山将也(32=帝拳)が同級2位神風藍(31=RK蒲田)とベルトを懸け、拳を交える。31日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量が行われ、玉山は69・5キロ、神風は69・6キロでそれぞれパスした。
当初は日本同級挑戦者決定戦として組まれていたが、日本同級王者豊嶋亮太(帝拳)の王座返上を受け、タイトルマッチに変更となった。コロナ禍の21年12月、当時の王者小原佳太に敗れて以来、約4年ぶりのタイトル戦となる玉山は「率直にうれしいし運が巡ってきたなと思う。コンディションはめちゃくちゃ良いです。良い試合ができると思う」と自信を示した。
左ひじ手術、連敗と4年間は決して順風満帆ではなかったが「メンタル面が成長したかな。技術はもちろんだけど。小原さんに負けてからずっと勝ってきたわけではない。得たものが多い。人間的にタフになったと思う」と心身の成長には手応えがある。計量後の写真撮影では日本ベルトも手に持ち「やっぱり日本王者になるというのが僕がボクシングを始めた時の最初の目標。次の挑戦権を得るまで負けてたまるか、という気持ちがあった。今回は何が何でも勝つ」と言葉に力を込めた。
対する神風は1階級上のミドル級で23年8月、24年11月と日本同級挑戦者決定戦に出場したものの、挑戦権を得られなかった。今回は待望のタイトル初挑戦となるだけに「1番の目標だったし気持ちの思い入れがある。このタイトル戦のためにと思ってずっとやってきた。タイトル戦となって気持ちは上がりました」と気合を入れ直した。
平成国際大ボクシング部出身で16年全日本選手権ライトヘビー級王座も獲得している実力派アマ。今年3月の試合からリングネームも「友松」から「神風」に変更して気分を一新。「(玉山選手との)試合のイメージはできているし、対戦が決まる前から研究は個人的にしてきた。全部で上回りたい。全部を出さないとタイトルは取れない。出し惜しみしている場合ではない。全部出して勝ちにいきたい」と意気込んでいた。