桑原拓17日に2度目世界挑戦「ベルトを見て気持ち高まる」大橋会長「気持ちが勝利につながる」

会見でガッツポーズのWBO世界フライ級王者のオラスクアガ(左)と挑戦者の桑原(撮影・野上伸悟)

プロボクシングWBO世界フライ級4位桑原拓(30=大橋)が、ベルト奪取へ気持ちを高ぶらせた。17日に東京・両国国技館で同級王者アンソニー・オラスクアガ(26=米国)に挑戦する。15日には東京ドームホテルで大会公式会見にそろって出席。両者が並んだ壇上に置かれたWBOベルトを目にした桑原は「ベルトを目の前にして、さらに気持ちも高まりましたし、試合が楽しみで仕方ない」と声をはずませた。

24年5月、東京ドームで当時のWBA世界同級王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に判定負けして以来、約1年7カ月ぶりの世界挑戦となる。前回は最終調整中のスパーリングで肋骨を痛め、満足な調整が積めていなかった。今回は違うと言わんばかりに「コンディションはすごく良いですし、メンタル的にもモチベーション的にも高い状態を保ったままここまでできている」と言葉に力を込めた。

今年5月に右足アキレス腱(けん)の部分断裂を負った。今回の世界戦は当初の挑戦者だった飯村樹輝弥(角海老宝石)の負傷辞退で約1カ月半前に決まったが、世界初挑戦の経験もあって落ち着いている。桑原は「やっぱり前回の世界戦は初めてで、気持ちの持っていき方というものが完璧ではなかったかなと。今回はすべてが完璧に進んで、最高のコンディションできている」と自信たっぷりに言い切った。

所属ジムの大橋秀行会長(60)も「桑原は昨年、東京ドームで世界挑戦して負けているんですけど、まず、その経験を生かすこと。そしてオラスクアガ選手は攻撃力がすごいので。それに負けない攻撃力で迎え撃つ気持ち。その気持ちが勝利につながるカギになると思う」とポイントを挙げていた。