日本最高峰の格闘技イベント「RIZIN52」が7日に東京・有明アリーナで開催される。同大会をPPVで全試合生中継するABEMAは4日までに、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeを更新。大会のメインイベントに登場する秋元強真(19=ジャパン・トップチーム)と、立ち技打撃格闘技RISEの顔になりつつある那須川龍心(19=TEAM TEPPEN)の“同世代対談”映像を公開した。
ともに2006年に生まれ、千葉・松戸市で育った2人は今回が初対面だったが本音で語り合った。格闘技を始めたきっかけについて、秋元は「僕はずっとサッカーをやってたんで、格闘技始めて今5年目ぐらいで」と回答。これに対し龍心は「5年でここまで来れるっていうのは物凄いなっていうのはあります。僕は5歳から始めて15年目ですね」と話し、MMAの難しさにも触れながら「自分の1個上(秋元が3月8日生まれで1学年上、龍心は5月16日生まれ)で、あそこまで完成されてるっていうのは本当にすごい」とリスペクトを示した。
そんな秋元は「幼い頃からヤンキーでもないし、ケンカもそんなにしてきてないんで。格闘技始める前も親からは“絶対に格闘技は無理だ”って言われてて。ずっとビビりのサッカー少年っていう感じでした」と、もともと格闘技向きの少年ではなかったと振り返った。
秋元は「ボクシングとかキックは極めないといけないっていうのは分かってて。MMAって結構遅く始めて活躍してる選手が多いっていうのを知ってたんで、そこで僕はMMAを選んだんですけど。僕がボクシングやキックをやってたら、ここまでにはなれてないんじゃないかなって思ってます。MMAはいろんなやることが多い中で、一つ突出してればある程度のところまで勝てる。僕が始めたきっかけは(朝倉)未来さんと海さんなんで。あの2人を見て(格闘技で)育った」と、MMAを選んだ理由についても説明。朝倉兄弟については「本当に尊敬してる方なんで、なれなれしく別にしゃべれないし、いまだにしゃべる時も緊張じゃないですけど、不思議な感覚ではあるっすね」と明かした。
対談では、プレッシャーや恐怖心についても本音が語られた。スタッフから「大人のプレッシャーは感じないですか? 榊原さんとか」と聞かれると、秋元は「榊原さんは優しいんで(笑い)。あ、でも事務所へ行く時は、毎回試合より緊張するっす」と告白した。
一方、龍心は「僕は期待してもらった方がうれしいですよ。今、天心がキックからいなくなって『誰が引っ張っていくの?』って状況で。それって逆にチャンスだと思うし。TEPPEN(GYM)にも天心がいないんで、誰が引っ張るかって言ったら『俺しかいないな』ってなってるんで」と語り、「父親に“頼むぞ”ってめっちゃ言われるんで(笑い)。だから試合より、そっち(父)のプレッシャーの方がデカいっす。でも楽しめてますね」と笑顔を見せた。
龍心が「試合の時、緊張します?」と質問すると、秋元は「緊張します。僕は結構、自分に言い聞かせないと保たないっすね」と回答。逆に「デビュー戦の時から全く緊張しない」と話す龍心が、秋元に対し「ヤンキーってイメージあるっすね」と伝えると、「全然ヤンキーじゃないです。萩原(京平)選手も正直怖かったです(笑い)。怖いのに、それに上乗せしないと“ビビり”が入っちゃうんで」と意外な本音を明かした。
最後に、秋元は今大会での元ベラトール王者パッチー・ミックスとの対戦について「久々に僕が負けると言われている試合。自分を試す大一番だなと思っている。(勝って)最高の誕生日にしたい、負けたら最悪の誕生日(笑い)。今回勝ってベルトに近づけたら。」と意気込みを語った。
龍心も3月28日「RISEエルドラド2026」(両国国技館)でのRISEスーパーフライ級(-53キロ)王座決定戦へ向け「自分の方が勝つという意見が多いですけど、階級あげて2戦目なので負けるわけにはいかない。年が近い選手が活躍してる姿を見ると、自分もやらないといけないなって刺激を受けてます」と話した。
団体の垣根を越えて実現した19歳同士の対談の全容はABEMA格闘チャンネル公式YouTubeで公開中だ。