<新日本:後楽園大会「NEW JAPAN CUP 2026」>◇4日◇東京・後楽園ホール
ヘビー級選手によるシングルトーナメント「NEW JAPAN CUP」が開幕し、東京五輪柔道金メダルのウルフアロン(30)が1回戦で極悪軍団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)のドン・ファレ(44)に敗れ、早くも姿を消した。
ウルフは入場時にHOTのSHO、金丸義信、チェーズ・オーエンズに襲撃されて、いきなりダメージを負った。そのまま試合開始のゴングが鳴らされたが、すぐに場外でHOTのメンバーから袋だたきにあった。
ウルフはリングに戻ると、ファレの串刺し攻撃をかわして逆に串刺しラリアットを見舞い、ブレーンバスター、ジャンピングエルボーを次々に繰り出すなど反撃する場面もみせたが、悪の軍団のずる賢さの前に試合の流れを引き寄せることができなかった。
ウルフはレフェリーと激突させられ、レフェリーがリング外に落ちてしまうと、HOTのメンバーがリングに乱入。またしても暴行された。ショルダータックルや払い腰を見舞ってHOTの面々を次々に蹴散らしていったが、ファレのラリアットを被弾し、フラフラになってしまった。
ウルフは、金丸がリング上に設置した長机を奪ってファレに投げつけ、193センチ、170キロのファレを何とか抱え上げてアングルスラムで後方へ投げ捨てたが、カバーに入るとオーエンズがレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。するとウルフの背後から近づいた成田蓮が、2・11大阪大会でウルフから奪ったNEVER無差別級のベルトでウルフを殴打。最後は8分46秒、ファレがグラネード(変形チョークスラム)を決めると、回復したレフェリーが3カウントをたたいた。
ウルフは2月11日大阪大会で成田にプロレス初黒星を献上して王座陥落。この日はその時以来となる試合だったが、屈辱の敗戦でまさかの2連敗を喫した。試合後はノーコメントで後楽園ホールを後にした。