<プロボクシング:フェニックスバトル152>◇24日◇東京・後楽園ホール
日本フライ級王者野上翔(25=RK蒲田)が初防衛&アジア王座獲得に成功した。
東洋太平洋同級王座決定戦も兼ねた日本同級王座のV1戦で、同級1位浅海勝太(31=MR)の挑戦を受け、3-0(99-91×3)の判定勝利。昨年8月、永田丈晶を下し、プロ6戦目で日本王座獲得に成功。昨年12月にデンチャイ・ソンアサー(タイ)とのノンタイトル戦で2回TKO勝ちして以来のリングで「2冠」王者となった。
サウスポースタイルから効果的な鋭い左ストレートを駆使し、主導権を握り続けたが、野上に笑顔をみせなかった。2本のベルトを手にしながら「目標だったKOできなくて、すみませんでした。前半は自分のボクシングできたが、後半は詰められて仕留めることができませんでした」と反省の弁。所属ジムに初めて東洋太平洋王座をもたらしたが「そこは何も思わない」と淡々と話した。
これで国内公認の地域王座で保持していないベルトはWBOアジア・パシフィック王座のみとなった。野上は「アジア3冠を取って世界を目指したい」と決意を新たにしていた。