【ボクシング】元世界王者の山中菫VS日本バレーボール協会職員・鵜川菜央 IBF王座決定戦

IBF女子世界アトム級王座決定戦の前日計量をパスした同級1位山中菫(左)と同級3位鵜川菜央

プロボクシング元IBF女子世界アトム級王者で現同級1位の山中菫(24=真正)が7日、東京・後楽園ホールで同級3位の鵜川菜央(30=三迫)との同級王座決定戦に挑む。6日には東京・水道橋で前日計量に臨み、45・9キロでパス。対する鵜川は46・0キロでクリアした。

元WBO世界ミニマム級王者の兄竜也氏(30)に続いて24年1月に世界王者となったが、昨年4月、敵地ドイツでティナ・ルプレヒトとの4団体王座統一戦に敗れて王座陥落。約1年ぶりの王座返り咲きを狙う。兄にスパーリング動画を送信し、アドバイスももらっているという山中は「いつも通り集中しながらリラックスもしている。自分のボクシングをしていくのが1番。兄にも想定外のことも起こるので焦らないようにと言われている」と気合を入れ直した。

一方、世界初挑戦の鵜川は「緊張はずっとしています。(周囲も)いつもとは違いますね」と口元を引きしめた。日本バレーボール協会の職員で、3日まで業務を続けて世界戦に向けたトレーニングを積んできた。鵜川は「ここまでボクシングを続けられたのは職場の方の理解があるから。感謝です。水色の(IBF)ベルトは格好いい。あれが取れれば形になる。感謝が形になるので」と静かに燃えていた。【藤中栄二】