開局10周年を記念した特別番組「30時間限界突破フェス」を4月11日午後3時から放送するABEMAは10日、同番組の目玉企画「ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円」で、東京五輪柔道金メダリストで現在は新日本プロレスで活躍するウルフアロン(30)に挑戦する対戦相手を発表した。
2021年放送の『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』以来、5年ぶりとなる「1000万円シリーズ」。今回のルールは4分一本勝負で「マットに背中をつけて3カウントを奪う」または「投げ技で一本を取る」ことで勝利となるプロレスと柔道のハイブリッドルール。すべての打撃技、関節技、締め技および急所への攻撃、かみつき行為は禁止で、双方が柔道着を着用する。
ウルフの対戦相手は9日までに大相撲元大関・把瑠都、糸井嘉男、ノッコン寺田、藤本竜希、カカロニ栗谷の名前が発表されていたが、10日に新たに2人が追加された。
先行してシルエットだけ公開されていた“金メダリスト”と“RIZIN選手”。その正体が10日午後7時から放送された特別番組「ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円調印式」でついに明かされた。番組内ではウルフと挑戦者が初対面(※把瑠都、糸井はリモート出演)。一触即発の空気の中、いかなることが起きても自己責任とする「誓約書」への署名が行われるなど、本番直前のヒリヒリとした空気感が放送された。
そして残る2人が明らかに。まず“金メダリスト”は東海大学の先輩であり、ウルフと同じく柔道で世界を制した金メダリスト高藤直寿。先日引退を発表したばかりの高藤は調印式後に行われた記者会見で「アロンと戦うことを想像していなかったです。強そうだなという印象」と語りつつ、「本当にみんなに見られる中で試合をするのは最後かなと思っています。相手がウルフアロンというのはすごく光栄。これを終えて、スパッと一区切りつけたい」と覚悟を見せた。
そして“RIZIN選手”は、ウルフと同じ中学校の先輩にあたる矢地祐介。記者会見ではウルフに対峙(たいじ)し「厚みがすごい」と体格差を認めつつも、「MMAファイターとしての意地とプライドを懸けて頑張りたい」と決意を語った。総合格闘家としての誇りを胸に、中学校の後輩である金メダリストに挑む。
そんな挑戦者たちを迎え撃つウルフは、今回通常ではありえない“7連戦”という過酷な状況に置かれる。「今回の挑戦者の方たちは、すべてその分野の中ではスペシャリストの方たちっていうところもありますし、僕自身はこの勝負で勝つことによって、自分の強さを証明するっていうところにもすごく価値を見いだしているので」と話し、「僕がもしも負けたときに僕が失うものっていうのは1000万以上のものなので。そこもすべて力にしたいというふうには思っています」と、絶対王者としてのプレッシャーを力に変える姿勢を見せた。
これまでボクサー、力士、格闘家とさまざまなジャンルのトップ選手が参戦し話題を呼んだ「1000万円シリーズ」。まだ挑戦者が1000万円を獲得したことはないが、はたして今回は。