ボクシングWBC世界バンタム級4位井岡一翔(37=志成)がキャリア集大成のビッグマッチで史上9人目の5階級制覇を狙う。5月2日、東京ドームで同級王者井上拓真(30=大橋)に挑戦する。17日に都内の所属ジムで練習を公開。自身初の東京ドームで日本人初の偉業を狙う井岡は「ボクシング人生の中でも大きな1戦、集大成になるような1戦」と位置づけた。
3月24日に37歳の誕生日を迎えた。3年前まではボクシング定年だった年齢に到達した。09年4月にプロデビューし、17年かけて積み重ねた4階級制覇。過去にはデラホーヤ(米国)パッキャオ(フィリピン)メイウェザー(米国)らレジェンドだけが達成した5階級制覇を狙う立場となり「この試合に懸ける気持ちは強いし、いつも以上に高ぶる。大きな舞台で大きな目標に向かえることはボクサーとして幸せ。その思いに尽きる」と静かに燃えた。
昨年大みそかにバンタム級転向。ジムワークと並行し、初めてフイジカルトレも本格導入。スパーリング数も100回に到達したという井岡は「期待通り、期待以上の試合をして勝って5階級制覇できたら最高」と照準を定めた。【藤中栄二】