WWEで同僚のNARAKUとイヨ・スカイ結婚 和装で会見「夫婦一緒に過酷な生活助け合える」

結婚を発表し記念撮影に納まるNARAKU(左)とイヨ・スカイ(撮影・宮地輝)

新日本プロレスから米WWEに移籍し、傘下のNXTでデビューを飾ったばかりのNARAKU(旧EVIL)と、WWEスーパースターのイヨ・スカイが17日に結婚を発表した。この日までに2人がそろって日本で会見し、明らかにした。

日本人選手が夫婦でWWEに所属するのは史上初だという。それについて聞かれたNARAKUは「まあ、俺は始まったばっかりだからよ。これからの俺を楽しみにしとけや」と短く語り、イヨは「このアメリカという異国の地で、世界を相手に最前線に立ち続けるということは、本当に過酷なんです。夫婦一緒にそういった生活を助け合えるという環境になったことをすごくうれしく思いますし、お互い支え合いながら、でも油断せず、お互いしっかり高め合いながら、今後も引き続き頑張っていこうと思います」と笑顔で答えた。

なぜ発表がこのタイミングになったかについては、イヨが「実際、入籍は今したということではないんですけど。これまでお互い立っていたリングが違ったので、プライベートなことにあえて口出す必要はないのかなと。今はWWEで同じ会社の同僚ということになったので、これを機会に夫婦になったんだよと知っていただけるとうれしいなと思います」と説明した。

実際に婚姻届を出した時期にはWWEの日本人選手たちには報告したそうで「特に中邑(真輔)選手は私も夫もお世話になっている選手なので、すごくよろこんでいただきました」(イヨ)という。

結婚を意識した瞬間については、イヨが「プロレスラーは体も心も常に擦り減らしながら戦っている職業なんですけど、彼の前では戦闘モードじゃない、素以上のリラックスした自分を見せられるなと思って。この人しかいないと思いました」と説明したのに対し、NARAKUは「敵か味方で言えば、味方にしといて損はないな」と話して報道陣を笑わせた。

お互いの好きな部分については「私にしか見せない顔を持っているところですね。このサングラスの下にはすっごく澄んだ瞳があるんです」(イヨ)、「頭の切れだな」(NARAKU)とそれぞれ答えた。新たな舞台での大活躍も期待されるNARAKUだが、イヨという最高の伴侶を得て、WWEでの最終目標である「金と地位と名誉」へとまい進することも会見で誓った。

◆NARAKU(旧リングネームEVIL) 新日本プロレス時代は「ハウス・オブ・トーチャー」の首領として悪の限りを尽くした。新日本ではIWGPヘビー級王座やIWGPタッグ王座など主要タイトルを総なめ。今年1月4日の東京ドーム大会で、プロレスデビューを果たしたウルフアロンとNEVER無差別級王座をかけて対戦し、逆三角絞で敗れて王座から陥落。同1月26日、同月をもって新日本との契約を満了し退団することが発表された。その後、WWEと契約し、5月12日にNXTデビューし、リンセ・ドラドに勝利した。得意技はEVIL(変形大外刈り)。178センチ、106キロ。

◆イヨ・スカイ 2018年にWWE入りする前はスターダムに所属。「紫雷イオ」として活躍し、ワールド・オブ・スターダム王座などタイトルを総なめにした。岩谷麻優とのタッグ「サンダーロック」や、岩谷、宝城カイリ(カイリ・セイン)とのトリオ「スリーダム」としても日本の女子プロレス界のトップを走った。WWEでもWWE女子王座、女子世界王座、WWE女子タッグチーム王座など獲得タイトル多数で、NXT女子王座も加えたグランドスラムも達成している。得意技はムーンサルトプレス、パッケージ・ジャーマンスープレックスなど。155センチ、54キロ。