【ボクシング】日本バンタム級4位西岡伶英、移籍初戦で4回KO勝ち「やりたかった半分ぐらいは」

ジム移籍初戦を4回KO勝ちで飾った日本バンタム級4位西岡伶英(中央)

<プロボクシング:バンタム級8回戦>◇5日◇東京・後楽園ホール

日本バンタム級4位西岡伶英(26=帝拳)が移籍初戦を飾った。ペルジョン・アピリオ(フィリピン)との同級8回戦に臨み、4回1分33秒、KO勝利。計3度のダウンを奪って仕留めた。

3回に右ボディーを効かせて連打でダウンを先制し、さらにコーナーに追い込んで連打でダウンを追加。続く4回には左ボディーからの右強打で快勝した西岡は「練習してきたことほ少し出せたかな。ここで満足せず、一から頑張っていきたい」と決意を新たにした。

昨年11月、当時の東洋太平洋同級14位エイドリアン・レラサン(フィリピン)とのノンタイトル戦に判定負けして「自分よりも実力選手がいる環境でやりたい」と今年2月、川崎新田ジムから帝拳ジムに移籍した。再起戦であり、移籍初戦でもあった。「テクニカルにプレッシャーをかけて積極的なボクシングを見ていただきたい」とテーマを掲げたリスタートだった。西岡は「やりたかった半分ぐらいはできたかな」と口にした。

移籍初戦を終えた西岡は「控室にOBの方やチャンピオンクラスの先輩の方々がいて心強かった」と感謝した。日大の先輩となる前WBA世界ミニマム級王者松本流星(28=帝拳)らのバックアップを受け、気持ちを高揚させたリングとなった。

現在、日本バンタム級ランキングでは4位。来年には王座挑戦のチャンスも到来しそうだ。

西岡は「もちろん世界王者になる目標は変わらないが、そのために目の前の試合に集中していきたい。日本ランキングも良い位置にいる。1番近いのはそこかなと思っている」と意気込んでいた。【藤中栄二】