<ダイヤモンドリング:始動記念大会>◇11日◇東京・後楽園ホール◇2070人

 健介オフィスからダイヤモンドリングに名前を変えて、新たな出発となる試合の前に起田高志(30)の引退セレモニーが行われた。昨年7月に右頬骨骨折の重傷を負い、12月に引退を決めていた。

 記念の試合パネル、花束を贈られて10カウントゴングを聞いた起田は「入門してから5年、たくさんの経験を積み、本当に楽しい思い出をありがとうございました。これからは観客席からダイヤモンドリングを応援していきたい」と話した。今後は故郷の青森で就職する。