<新日本プロレス:大田区大会「G1 CLIMAX36」>◇26日◇東京・EBARA WAVEアリーナおおた◇観衆1580人
メインイベント(第9試合)でG1クライマックスBブロック公式戦が行われ、2024年G1覇者のザック・セイバーJr.(39)と、現IWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(29)が対戦。またまた“ゲイブ劇場”が展開された。
試合はザックが得意のサブミッションでゲイブを痛めつける場面もあったが、要所で壮絶な打撃戦となった。そしてゲイブが終盤、カウンターのヘッドバットから強烈なひざ蹴り、さらにパイルドライバー→デスライダー→レッグトラップ・パイルドライバーとたたみかけ、25分47秒の死闘に終止符を打った。
ゲイブは試合後のマイクで花道を去ろうとしていたザックを呼び止めると、日本語で「2017年…ゲイブ・キッド、ザック・セイバーJr.…」と言いながら、涙声になって言葉に詰まった。
しかし直後に「ママのおっぱいでも吸ってろ! 俺が泣くとでも思ったか、この腰抜け野郎!」といきなり態度を豹変(ひょうへん)させると、ブーイングするファンを汚い言葉でののしった。
そしてゲイブは「1つだけ言いたい。有酸素運動のためにこのクソ大会で優勝してやる。もう少しコンディションを上げないといけないからな」と宣言。続けて「G1で優勝して、真のレスリングトーナメントであるAEWコンチネンタル・クラシックに向かう。俺を出してくれ。G1なんてクソ食らえ。こいつらもクソ食らえ。この団体もクソ食らえだ」と吐き捨てるように言うと、リングにツバを吐きかけて去っていった。
ゲイブはその後のバックステージではLA道場時代の師である柴田勝頼も挑発した。「シバタクン、どうするつもりだ。他人に人生をコントロールさせていいのか? 1人の医師がここでのレスリングは許可できないと言った。でも俺たちはレスリングできるんだよ。ケンタ・コバシとスズキから、チョップをのどにたたき込まれていたのを見たぞ。で、どうするつもりなんだ? 自分で決めるのか? お前は俺になんて言った? お前は俺に何を教えた? 不満を抱えて座っているつもりか? ニュージャパンに戻ってきて、俺からこれ(GLOBALのベルト)を奪うか? やってみろよ」と言い放った。
〈G1クライマックス36成績(26日)〉
▼Bブロック公式戦
○OSKAR(6) (9分50秒、レフェリーストップ ※OSKARのナイトメアホールドでウルフが失神) ×ウルフアロン(4)
○HENARE(8) (10分59秒、HENARE Bomb→エビ固め) ×成田蓮(4)
○ドリラ・モロニー(8) (14分12秒、ドリラキラー→片エビ固め) ×カラム・ニューマン(6)
○ゲイブ・キッド(8) (25分47秒、レッグトラップパイルドライバー→片エビ固め) ×ザック・セイバーJr.(2)
※選手名の後ろの数字は勝ち点