<新日本プロレス:両国大会「G1 CLIMAX36」>◇15日◇東京・両国国技館◇観衆7777人(超満員札止め)
天山広吉(55)の引退試合の後に、引退セレモニーが行われた。セレモニーではまず永田裕志、棚橋弘至社長から花束が贈られ、同期の金本浩二からのビデオメッセージが流された後、天山にゆかりのある人々がリングに上がった。
前プロ野球DeNA監督の三浦大輔氏、金原弘光氏、ケンドー・カシン、秋山準、前石川県知事の馳浩氏、武藤敬司、長州力、藤波辰爾、蝶野正洋が続々とリングに登場して天山をねぎらった。
天山は最後のスピーチでファンや関係者、スタッフに感謝の言葉を述べ、「私にとってこの両国国技館は本当に思い入れの深い場所なんで、この両国で皆さんに見守られながら最後の試合を終えることができて本当に幸せです。これまでこの新日本プロレスのリング一筋で頑張ってきましたけれども本当に応援ありがとうございました」などと話した後、10カウントゴングが鳴らされた。
天山はその後の記者会見では「本番前のリハーサルでしゃべった時はめちゃくちゃ泣いちゃって、本番では本当にちゃんとしゃべらなきゃ、ちゃんと立たなきゃみたいな感じで泣けなかった」と告白してメディアを笑わせた。
小島との引退試合については「コジのラリアット、痛かったわー、もう(笑い)。コジ、ありがとう」と振り返り、新日本の後輩達へは「若い頃に馳さんとか長州さんとかに教育をされて育った世代なんですけども、本当に『何コラ!』という気持ちを持って戦ってきましたんで。今の世代の人も根性論を押しつけるわけじゃないけども、歯を食いしばって『この野郎!』っていう感じで、これからの試合もお客さんに見せた方がいいんじゃないかなと思います」とメッセージを送った。
因縁の飯塚高史と最後に和解できたことについては「来てくれただけで感謝してますし。昔、友情タッグを組んでたことを思い出してほしかったし。自分も今日で最後なんで。彼ももう引退してこれから先、そういうストーリーがあるわけでもないし、もうこれで最後でしょうみたいな。飯塚さん、ヒゲそって、もうまともにやってくださいって。はい、そんな感じでした」と笑顔を見せていた。