【新日本】12日両国決戦!ビッグロックにこだわる大岩陵平か“捨てた側”の王者・辻陽太か

調印式を行った辻陽太(左)と大岩陵平(右)(中央は棚橋弘至社長)

新日本プロレスは5日、「KING OF PRO-WRESTLING 2026」(10月12日、東京・両国国技館)で行われるIWGPヘビー級王座戦の調印式&記者会見を都内で開催した。

王者の辻陽太(33)と、挑戦者で今年のG1 CLIMAX覇者の大岩陵平(27)が出席。大岩が「辻陽太からベルトを剥がして、俺がニュースタンダードなIWGPチャンピオンになります。俺の“ビッグドリーム”はまだ終われないです」と宣戦布告すれば、辻は「大岩、お前のスタイルは世界に誇れるものだ。そのやり方で俺のことを捻り潰してみろよ。覚悟はできてます」と受けて立つ姿勢を示した。

大岩は徹底的にビッグロック(ヘッドロック)にこだわる戦い方で上村優也とのG1決勝を制し、温故知新的な新境地を切り開いた。そんな大岩は辻について「自分から見た辻陽太は、跳べるし、投げもあるし、打撃もある、何でもできるチャンピオンだと思ってて。でも、何でもできるけど、ちょっと言い方を悪く言えば、目立ったものがないと思っています」と挑発的な言葉も口にした。

すると辻は「俺がヤングライオンだった頃に棚橋さんがケニー・オメガと戦う時に言ってた言葉があって、『一発のエルボーでもスリーカウント取れるんだよ』って。覚えてますか?」と隣の棚橋弘至社長に質問した。

棚橋社長が「覚えてる」と言うと、辻は「プロレスの本当に重要な部分ってそういうところだと思うんです。で、フォーアームではないんですけれど、大岩はまさにそれを違う形で今、体現してると思うんですね。で、じゃあ俺はどうかって言うと、俺はまだキャリアは終わってないですけど、自分の中でそれをできないと思って捨てた側の人間だと思ってるんです。だからこそ俺は、俺の出来る全てのことを自分の戦い方に詰め込んでるんです。アメフトからインスパイアを得たものであったり、メキシコ遠征で得たものであったり」と自分は“捨てた側”だと言い切った。

辻はその上で「スタイル云々は正解がないと思ってます。もちろん流行りはありますけどね、正解はないと思ってるんで。実際に、まあ俺は自分の戦い方を自分の人生だと思って戦ってます。大岩のヘッドロック、信念、そして俺の人生、どう噛み合っていくのかってところを楽しみに見ていただければいいかなと思ってます」と笑みを浮かべた。