<プロレスリング・ノア:後楽園大会「LEGACY RISE 2026」>◇15日◇東京・後楽園ホール◇観衆927人
10・25両国国技館大会での王座戦へ向け、OZAWA(29)が巧妙なインサイドワークと毒舌でGHCヘビー級王者の内藤哲也(44)を揺さぶった。
OZAWAはアルファ・ウルフと組み、内藤&BUSHIと対戦。終盤、BUSHIが必殺の毒霧を狙ったものの、これを読んでいたOZAWAは自らの手で噴射をブロック。ニヤニヤ笑いながら手についた毒霧をペロリとなめると、すかさず旋風脚から「電光石火」と自称する逆さ抑え込みで11分51秒、3カウントを奪ってみせた。
試合後、マイクを握ったOZAWAは「皆さま! 本日の私の電光石火の逆さ抑え込みは、少し速く見えてしまったんじゃないでしょうか! でも、それだと間違っているのです。私の電光石火の逆さ抑え込みは、速すぎるがゆえに遅く見える!」と独特の理論を展開。さらに「本日の逆さ抑え込みは、内藤さんのリング上でのスピードよりも、少しだけ速く見えてしまったかもしれません。両国国技館大会までに、内藤さんのスピードに少しでも近づけるように精進してまいります。見てろよ、内藤!」と強烈な嫌みで会場を沸かせた。
バックステージでもOZAWAの舌鋒(ぜっぽう)は止まらない。「BUSHIよ、こんなもん(毒霧)読めてるよ」と切り捨てると、「本日も内藤さんがちょっとリング上でゆっくり動いているように見えてしまっていたため、比較的、私の逆さ抑え込みが速く見えてしまったのではないでしょうか」とニヤリ。続けて「だが、私は怖いのです。内藤さんが、日々、どんどんゆっくり動いているように見えてしまっているということに。25日までに速くなれるかなあ…」と、決戦を前に内藤のコンディションを挑発し続けた。
一方、OZAWAから挑発を受けた内藤は、10月12日に新日本プロレスが開催した両国国技館大会の動員数(6422人)を引き合いに出し、「俺の予想では5000人台の勝負かなと思ってたんだけどね。さすが新日本プロレス、底力があるね。さすが国内業界ナンバーワンだ」と古巣を評価。その上で約2週間後に迫るノア両国大会を見据え、「新日本プロレスほどはいかないかもしれない。でも、5000人台はやっぱ行きたいよね。それだけのお客さまを集めた上で、今のプロレスリング・ノアのプロレスを皆さまにお見せしたい」と目標を掲げる、「まだ時間はあるんでね、俺以外の選手からもこういう声が上がってほしいよ。じゃなきゃ、プロレスリング・ノア、国内ナンバーワンなんて絶対になれないよ」と、他の選手にもハッパをかけていた。