【SSPW】佐山聡氏「MMAが五輪で採用されるには武道であること。精神的な部分が必要」

来場していたマリーゴールドのロッシー小川代表(右)と写真に納まる佐山聡氏

<ストロングスタイルプロレス(SSPW):後楽園大会「Vol.41 THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary Year」>◇21日◇東京・後楽園ホール

第4試合終了後、初代タイガーマスクの佐山聡氏(68)がリング上であいさつ。総合格闘技がオリンピックの正式種目になることを希望した。

佐山氏は「今からちょうど40年前、この後楽園ホールで、第1回目の総合格闘技の試合が『プリ・シューティング』という名で行われました。それがスポーツ競技として総合格闘技をやった第1回目の試合です。この後楽園ホールがスタートです」と説明。

続けて「それより8年前、今から48年前、私のかけがえのない恩師、いや師匠アントニオ猪木と、猪木さんがチャック・ウェプナー戦で格闘技の試合をやった後、私と猪木さんの部屋で話し合いまして『社長、このグローブを使って総合格闘技をやったらどうですか。新日本プロレスが主催する総合格闘技をやりましょう』というお話をしました。すると猪木さんは『第1号の選手をお前にする』という話で、そこで総合格闘技が始まったわけです。それが48年前。40年前の第1試合、そして40年間経って、今オリンピック競技になろうとしてます。その前身はプロレスだったわけです」と明かした。

佐山氏はMMAが五輪で採用されるためには「格闘技の精神的な部分。武道であるということ。それを世界に広めたいと。その施策をしてます。実戦ではなくて、精神的なあいさつとか、作法とか、態度とか、そっちの方が必要だと思います」と話した。

現在のMMAについては「トップ選手はよく見ますけど、技術が発達してきたなと思います。当時は、例えばパンチを打つにしても、ボクシングだとステップを踏んでいくんです。それやると総合だとタックル食らうんで、それをやらないようなステップが、アマチュアレスリングのようなステップとパンチが一緒になるような、そういうことを言っても誰も理解してくれなかったんです。今それをみんながやってくれてるんで、安心してます。技術が上がってきたなと思います」と評価。

その上で「総合格闘技ほど、危ない(競技)ほどそういうの(礼儀作法)が必要なんだということ。そしてそれらの態度が、より自分を強くしていくんだということを分かってもらいたいと思います。侍の礼法も自分を強くするためにある礼法なんで。礼儀が自分を強くするということを理解してもらいたいと思います」と精神的な部分を強調していた。