【ノア】GHC王座戦“ヒロム風”ヘアで挑発するOZAWAに王者内藤哲也は「がっかりですね」

高橋ヒロム風ヘアになったOZAWA

プロレスリング・ノアのビッグマッチ『WRESTLE ODYSSEY 2』(25日、東京・両国国技館)の前日記者会見および調印式が24日に都内で行われ、メインイベントのGHCヘビー級王座戦で激突する第51代王者の内藤哲也(44=ロス・トランキーロス・デ・ハポン)と、挑戦者で今年の『N-1 VICTORY』覇者OZAWA(30)が出席した。

調印書へのサイン後、最初にマイクを握ったOZAWAは、この大一番に向けて美容院へ行き、「ちょっとタイトルマッチあるから、ぶっちぎりなんかカッコいいさ、髪形とかないの?」とオーダーしたと告白。「先にね、なんだろうな、言い訳というか、ちょっと声をね、声を大にして言いたいのが、あの、寄せにいったわけじゃないよと」と前置きしつつ、仕上がりを鏡で見た瞬間に驚愕(きょうがく)したと語った。

「散々ね、こう事前の試合、バックステージコメントなんかでも、こう『内藤哲也の、内藤哲也のスピードに近づきたい、内藤哲也よ、私はまだ遅い存在だと、内藤哲也に近づきたい、内藤哲也という存在にどんどん近づいていきたい』と、言っていたわけだけれども、まさかね、あの、こんな形で内藤哲也に近づくことになるとは、本当にね、私も想定外でした。うーん、内藤哲也の唯一、唯一のまな弟子・高橋ヒロム。高橋ヒロムすぎるな、この髪形は! いやー、想定外だったね。でもね、もうこうなっちゃったからにはね、これはね、もはや神のお告げだと思うんだよね。うん。運命だよ」

そう語ったOZAWAは、「もうね、こうなっちゃったからにはね、こうなっちゃったからには……」とつぶやくと突如豹変(ひょうへん)。テーブルを蹴り飛ばして奇声を上げながら大暴れし、「内藤哲也! もっと! もっと! もっと! もっと! もっとーっ!! GHCヘビー級の試合、俺を楽しませてくれーっ!!」と絶叫した。

一方、王者の内藤哲也はノア参戦後2度目の両国大会にGHCヘビー級王者として臨める喜びを語り、OZAWAへの雪辱を誓った。

「前回の5月の両国大会では、俺はOZAWA選手に負けているわけで。きっと今のOZAWA選手は、あの時以上のOZAWA選手なんでしょ? だって『N-1 VICTORY』の優勝者だからね。OZAWA選手にリベンジを果たし、そして両国の中心であの言葉を叫びたいと思いますよ。会場へご来場予定の皆さま、そして配信でご覧になろうと思ってる皆さま、一緒に大声で叫びましょうや。『デ・ハ・ポン!』ってね」

また、質疑応答で両国大会の動員目標や手応えについて問われた内藤は、「まあ、あの、今プロレスリング・ノアができることはやったんじゃないですかね。まあ、その答えが明日、観客動員数という形で表れると思います。俺は……やはり新日本プロレスには勝てないと思います。でも、勝てなかったとしても、今現在の差ははっきりと表れるはず。やっぱり差をはっきり分からない状態で目指すってなかなか難しい話なんで、新日本プロレスとプロレスリング・ノアの現在の差をはっきり分かった上で、新日本プロレスを目指したいし、新日本プロレスを超えたいし、このプロレスリング・ノアを国内業界ナンバーワンに持っていきたいですね」と決意を口にした。

さらに記者からOZAWAの髪形や挑発行為について問われると、内藤は厳しい表情で苦言を呈した。

「確かに俺は、かつて他の団体にいた時に、他の団体にいるのに『OZAWA』っていう名前はすごく耳にしたっすね。『あ、そういう選手が出てきたんだ、インパクトあるな』っていうのはすごい感じてました。ただ、それは出始めの話であって、もうこうやって出てきてもう1年以上も経ってるわけで。今、OZAWAに求められてるものって、こういうことでは俺はないと思うんすよね。『OZAWAっていうレスラーはどういうレスラーか』とか『どういうプロレスを見せたいか』っていうのを、もっと多くのお客様に見せるべきだと俺は思うんすよね。確かに俺への挑発であったり、他のレスラーへの挑発、まあこれももしかしたら大事なのかもしれない。でも、俺が一番大事だと思うのは、『これがOZAWAですよ』っていうものをしっかりお客様に見せることだと思うので。まあ、今やってることが『これがOZAWAだ』って言うんなら別にこれでいいんですけどね。俺は彼にもっと違うものを、もっと高いものを求め、見てみたいなと思うので。なんかこんな姿を見て、俺はがっかりですね」

この内藤の言葉に対し、反論を求められたOZAWAは悪びれる様子もなくこう言い放った。

「これ別に狙ってやったわけじゃないから。あ、マジでこれ。これ本当に声を大にして言いたいんだけど、マジで狙ってなくて。あのね、渋谷のカリスマ美容師がこの髪色にして、あと髪形に関してはそもそも天然パーマネントだから、あの、別にあえてウェーブをかけたとか、そういうわけではないから。あとね、あの、ちょっと思ったんだけれど、これ内藤哲也にこう、こういう内藤哲也のまな弟子の高橋ヒロムの姿になってしまったから『内藤哲也に近づいた』って言ったんだけど、これもう完全にね、内藤哲也に近づくどころか、あ、もう超えちゃってんだよね。うん。私、今WWEスーパースターの気分ですから。超えました。ありがとう」

最後に前哨戦終了後の5日間の過ごし方について問われたOZAWAは、「先日、10月20日かな、(パチスロを)ほぼ丸1日打ったね。うん。丸1日スロットを打つことがどれだけ辛いことか。天井に2回行ったよ、999ゲーム。あれは本当過酷でね、毎回もうレバーを全力でぶったたいてるから。もう、あの、本当にね、他のレスラーがサンドバッグとかミットをぶったたいてる間に、俺はね、レバーをたたいてんだよ、スロットの。そうやって毎回全身運動でトレーニングして、この5日間、1日も欠かすことなくそういった全身運動をしてまいりましたので、はい、もう準備は万端かな」と独自の調整ぶりをアピールし、会見を締めくくった。