<プロレスリング・ノア:両国大会「WRESTLE ODYSSEY 2」>◇25日◇東京・両国国技館
第5試合の「スペシャルタッグマッチ~反逆の牙~」で、海外遠征帰りの煌牙が拳王とタッグを組み、清宮海斗&Yoshiki Inamura組に挑んだ。
終盤、Inamuraと清宮は合体の雪崩式技で拳王を排除。煌牙対清宮&Inamuraという1対2の構図となった。ここで煌牙が2人に強烈なエルボー、張り手を連続で見舞って気を吐いたが、最後は25分すぎにInamuraDIS CHARGE(ダイビングボディプレス)、清宮がスカイウォークエルボーと連続で煌牙に浴びせ、清宮が3カウントを奪った。
前日の記者会見で、煌牙は「小さい会場で満員にできなくて、お前ら悔しくないのか? 俺はメチャクチャ悔しいよ。でもよ、こいつらが会社に推されてるうちはよ、何も変わんねえんだよ。だから俺が発言して行動しねえと何も始まんねえんだよ」と、会社が推す「方舟御三家」の清宮とInamuraを猛烈に批判。写真撮影時にはInamuraの帽子を投げ捨てるなど一触即発ムードを作り出してこの一戦に臨んでいた。
全身全霊でぶつかりながらも敗れた煌牙は、試合後のバックステージで「くそっ! おい、このノアで、このリングで、もっと客呼んで金稼ぐにはよ、実力と実績なきゃダメなんだろ。だったらよ、あいつら必ずトップから引きずり下ろしてやるからよ」と悔しさをにじませながら、さらなる反逆を誓った。
一方、煌牙の反骨心を受け止めて勝利したInamuraは「センキュー! センキュー! 望んだ通りのファイトができたか、煌牙! 俺は楽しかったぞ! おい、やりたかったのはそういうことか? 最後、2人がかりでつぶしたぞ。おい、てめえの言ってきたことに自信持て、この野郎! おい、まだまだ、まだまだ強くなんだろ! その気持ちあって、ノアでプロレスしてんだろ! 俺だってそうだ。追いつかれることなんかねえかんな。どんどんどんどん先走ってってやるよ。俺だって、清宮さんだって、そうだよ。ノアで、プロレスリング・ノアの戦いを世界中に見せつける。それが俺たちのハートにあんだよ!」と咆哮。
清宮も「ああ今、Inamuraが言った通りよ。最高じゃん、煌牙。お前のおかげでこの試合、火ついたよ。感謝してるよ。ありがとうな。でも俺は俺で、今日試合して、なんか自分の進むべきものが見えてきたんじゃないか、そんな気もしてるからな。俺は俺の道を行かせてもらうよ。またシングルでもなんでもやろうぜ」と、食らいついた煌牙を称えつつ前を向いた。