【東京女子】引退ロードの上福ゆき、プラカード掲げるハイパーミサヲの引退撤回要求に応じず!

ハイパーミサヲにキックを突き刺す上福ゆき

<東京女子プロレス:両国大会「答えなんかは無いけれど幸を願おう」>◇1日◇東京・両国KFCホール◇357人(超満員)

12月26日の後楽園ホール大会で引退する上福ゆき(33)が、引退ロードでハイパーミサヲとのシングルマッチに臨み、8分57秒、アイアムアヒーローで敗れた。

試合前、ミサヲが「全国上福ゆき引退を阻止する連盟」のプラカードを掲げて登場。「上福ゆきは引退を撤回せよ!」と観客を巻き込んでシュプレヒコールを展開すると、上福は「あんたの方が引退した方がいいんじゃないの?」と反撃した。

さらに、ミサヲが引きこもり時代に主食としていたというチョコシューを持ち出し、「これ全部食べて、その後に辞めないでって言ってくれたら辞めないでもいいよ」と無理難題を突きつけた。ミサヲが覚悟を決めて食べ始めると、上福は「リング上で物食べてんじゃねえよ!」と襲撃。試合でも互いの口にチョコシューを押し込むなど、奇想天外な攻防を繰り広げた。

上福は得意のビッグブーツや湘南台卍で攻め込み、終盤にはブレーンバスターからチョップを連発。しかし、ミサヲの反撃を許すと、最後は引退撤回を訴えるプラカードを手にしたまま放たれたアイアムアヒーローに沈んだ。試合後には勝ち名乗りを受けるミサヲにサミングを見舞い、プラカードを奪い取って退場した。

上福は「ミサヲさんって、頭がいいくせにやることなすことおかしいんですよね。でも、そこがあの人のいいところだし、みんな好きなのかなって」と苦笑い。かつて引きこもり生活を送っていたミサヲが、今では派手なコスチュームでリングを盛り上げていることに触れ、「ジメジメチョコシュー女があんなに華やかな女になるっていうところが、やっぱ東京女子のいいところなのかなって再確認できました」と、独特の表現で仲間への思いを語った。

一方、ミサヲは「私が勝ったっていうことは上福ゆきが引退を撤回したと思いきや、突き返されちゃったので、今のところ撤回しないみたいです」と苦笑。それでも「私は当日引退を撤回した女ですので、今から撤回しても遅くないんだぞっていうのを、愛とともに最後まで伝えたい」と、引退撤回を諦めない姿勢を見せた。