日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 御嶽海が、長野県から33年春の高登以来84年ぶりの新関脇となった。小結で2場所連続勝ち越して「力は上に通用している。高安関と同じ地位に立ちたい気持ちはすごく大きい。でも、意識しても上には行けない」と堅実に勝ち越しを目標とした。実家の木曽郡上松町に帰省していた25日に大きな地震があり、揺れで目が覚めたという。被害に遭った地元のために「帳消しにできるような相撲を取りたい」と決意を語った。