幕内屈指の人気者・遠藤が、千代の国を押し出して2敗を守った。先手先手を心掛け、白星は3つ先行。昨年7月に内視鏡による左足首の遊離軟骨除去手術に踏みきり、その後2場所は10勝、9勝と星を重ねてきた。

 西前頭5枚目の今場所、優勝争いの期待もかかる。「だましだましやってます。良かったり悪かったり。その日の一番に向け準備するだけです」と、言葉少なに話した。