日本相撲協会の八角理事長(55=元横綱北勝海)が、秋場所千秋楽の23日、土俵上で恒例の協会あいさつを行った。

今場所は好調の横綱、大関陣による優勝争いが展開されただけに「横綱、大関をはじめ、各力士は、日ごろの研さんの成果を余すところなく発揮し、皆さまのご期待にお応えできたことと思います」と話した。

先場所まで8場所連続休場の横綱稀勢の里をはじめ、最近は上位陣に休場者が多かった。その際には、休場力士の名を挙げて「誠に遺憾」と話すことも多かっただけに、この日は、恒例となりつつあった、その言葉を入れずにあいさつを終え、観衆から大きなを浴びていた。