炎鵬が痛い黒星 太もも裏の異変で出場は経過判断

<大相撲夏場所>◇13日目◇24日◇東京・両国国技館

西前頭14枚目炎鵬(24=宮城野)が痛い痛い黒星だ。踏み込みに鈍さが見られた西前頭7枚目明生(23=立浪)の懐に潜り込み、左下手をつかんで前に出たが、小手投げを打つ明生とともに倒れ込んだ。

軍配は炎鵬に上がったものの、頭から落ちた明生より左手が早くついたと物言いが付き、協議の結果、行司軍配差し違えで敗れた。

炎鵬は立ち上がる際に右太もも裏を痛めるしぐさを見せ、協議の結果を待つ間には土俵に手をつくなど、明らかな異変を感じさせた。取組後の支度部屋では「大丈夫です」と気丈に振る舞ったが、引き揚げる際の階段は付け人の肩を借りて上った。「(痛めた場面は)分からないですね。一瞬(太もも裏が)伸びた感じ」と話した。診療所には寄らず、14日目の出場は、当日の朝に判断するという。

9日目に勝ち越しに王手をかけて以降、4連敗の足踏み。この日は優位な形で土俵際まで追い詰めながら、白星を逃した。「詰めが甘い。根性なしです」と言葉を振り絞った。【佐藤礼征】

その他の写真

  • 取組後、右太ももを痛がる炎鵬 後方は振分親方(撮影・鈴木正人)
  • 炎鵬(中央)物言いが付き土俵上に審判団が集まるなか、取組で痛めた右足太もも裏の痛みに堪えながら土俵下への移動を試みる(撮影・小沢裕)