白鵬が優勝争いのトップを走っていた鶴竜に並んだ。妙義龍の首を右できめ、抱え込んだ左で小手投げ。4大関の休場により13、14日目で平幕力士と対戦する異例の展開だが、三役経験を持つ実力者を退け「(妙義龍は)しぶとい、うまいお相撲さん。高めていった」と油断はなかった。

鶴竜が敗れ、両横綱が1敗で並んだ。43度目の賜杯へ追い風が吹くが「並んでいるだけ。(東横綱の鶴竜に対して)西の横綱だから、ついていきます」と話した。