琴奨菊が昨年初場所以来、1年半ぶり3個目、白鵬から初の金星を挙げた。左前まわしを取ると、流れるように、もろ差しの体勢に持ち込み寄り切り。

白鵬には不戦勝を除くと10連敗中で、優勝した16年初場所以来、3年半ぶりに勝った。自身と元横綱稀勢の里との史上最多66度に次ぐ、同2位の63度目の対戦で7勝目。「力を出し切った、出来すぎの相撲。最高にうれしい」と笑顔で話した。