大関貴景勝が2度目の賜杯へ、平幕2人を1差で追走する。9日目に大関戦初挑戦で初白星を挙げた人気小兵との一番。前頭5枚目の炎鵬が左に変わっても焦らずに突いて出た。

動き回る相手に対し「作戦決めると脳が回転しない」と、対応力を信じて対処。勝ち越しを決めたが「8勝を目指すと現状維持になってしまう」と一喜一憂しなかった。