大相撲の関脇朝乃山(25=高砂)が15日、地元・富山に凱旋(がいせん)して、大関とりが懸かる春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて活力を得た。

富山市の商業施設で行われたトークショーには、約4000人のファンが集結。その後、同市で行われた後援会によるパーティーには、師匠の高砂親方(元大関朝潮)や森市長ら約500人が参加した。満員となった両会場では大関、横綱昇進の期待をかけられるなど地元は熱気を帯びている。そんな中でも「プレッシャーはあるが力に変えて自分の相撲を取りきりたい。地元の声援が一番の力になる」と胸を張った。