日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は6日、報道陣の代表取材に応じ、各部屋で朝稽古のライブ配信を行う案が協会内で出ていると明かした。

前日5日、鳴戸親方(元大関琴欧洲)が師匠を務める鳴戸部屋では、朝稽古の様子をツイッターでライブ配信し、5000人以上の視聴者が集まった。臨場感のある稽古風景に、視聴者からは「皆さんの元気な姿が見れて良かった」など多数の反響があった。

ファンのニーズに応える配信に芝田山広報部長は「検討したい」と話す一方で、40以上ある全部屋が行うとなると課題は山積する。「撮影するといっても(マネジャーなど裏方が)少ない部屋はできないかもしれない」と、あくまで案としてとどまっていることを強調した。