日本相撲協会は9日、夏場所(5月24日初日・両国国技館)の番付表は国技館内で販売せず、通信販売のみとすることを発表した。

従来は国技館の売店や協会事務所で販売してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、人が密集する可能性を避けた。番付発表は、27日を予定している。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は9日の時点で「番付を協会の事務所で(一般ファンに)販売していることについても、検討するということ。販売の方法を検討するということです」と話していた。

また、各部屋への配布方法は引き続き検討する。従来は午前6時の新番付解禁と同時に、各部屋の若い衆が国技館まで引き取りに来ていた。これも新型コロナウイルス感染予防のため、検討課題になっている。