大相撲の関脇正代(28=時津風)が6日、AbemaTVの「大相撲ABEMA場所~記憶に残る名勝負100連発~ 三日目」にリモートで生出演した。7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けた調整について「体のケアに気をつかいながらやっている。筋力強化、ここを強くしたいというところをいつも以上にやっている」と明かした。

番組解説の3代目元横綱若乃花の花田虎上氏には「ネガティブ」ともいわれている性格の真相について問われた。正代は「あまり好戦的ではないだけだと思う。大きいこと言った後に負けたら恥ずかしいので“保険”をかけているだけ。負けず嫌いではあるけど、負けた後のことを考えちゃう」と説明した。

1月の初場所では幕尻の徳勝龍と優勝争いを繰り広げたが、惜しくも初優勝を逃した。「めちゃくちゃ悔しかった」と正代。3月の春場所では関脇として初めて勝ち越すなど、成長著しい28歳は7月場所へファンに向けて「期待せずに応援してください」と、控えめに意気込みを語った。