琴奨菊ら大関4人が3連勝で全勝守る

<大相撲春場所>◇3日目◇15日◇エディオンアリーナ大阪

 4大関が星を伸ばし、照ノ富士が昇進した昨年名古屋場所以降、初めてそろって3連勝とした。綱とりに挑む琴奨菊は怪力の栃ノ心を下し「(左上手を取られた)そこだけがダメ。でも圧力をかけて上手を殺したから効いてない」と納得顔。支度部屋では左すねを氷で冷やしたが「ちょっとピキッとしたけど平気。明日へのケア」と軽傷を強調した。稀勢の里は相撲巧者の豊ノ島を下し「自分を信じてやるだけです」と、静かに闘志を燃やしている。

 かど番の2人はともに連敗中だった相手を撃破。豪栄道は嘉風をはたき込んで5連敗で止め「もうちょっと踏み込みが強ければ前に出られたけど、いい相撲ばかりで勝てるわけじゃない」。照ノ富士は3連敗中(不戦敗含む)の栃煌山にも「ケガしてたからだよ」ときめ出しで圧倒したが、3連勝には「普通じゃない?」とどこ吹く風だった。

 ◆記録メモ 4大関の初日から3連勝は、13年夏場所で稀勢の里、鶴竜、琴奨菊、琴欧洲の4人が4連勝して以来17場所ぶり。現大関陣では初。日本相撲協会広報部によると、3日目終了時点で3横綱全員に土がついたのは、82年秋場所の千代の富士、2代目若乃花、北の湖以来で34年ぶり。99年秋場所は曙、武蔵丸、貴乃花、3代目若乃花の4横綱が3日目までに黒星を喫した。